【レッドソックス12-1ヤンキース】ニューヨーク/ヤンキースタジアム、8月23日(日本時間24日)
ライバルとの4連戦で最初の2戦を落とし、これ以上は負けられなかったホームのヤンキース。これまで以上に意気込んで臨んだホームチームに、サイ・ヤング賞候補左腕が立ちはだかった。
レッドソックスのエース、ギャレット・クローシェが7回1失点の好投。5安打11三振1四球と内容も申し分なく、チームのカード3連勝(ヤンキースに通算5連勝)に大きく貢献した。
「いい気分だよ。ちょっと不思議な感覚なんだけど、今は本当にいい野球ができているし、そういう時はロードでもこういう展開になるんだ」
これでレッドソックスは71勝59敗とし、69勝60敗のヤンキースに対して1.5ゲーム差をつけ、ア・リーグのワイルドカード出場争いをリードしている。
チームメイトから「ビースト」の愛称で呼ばれるクローシェは、レッドソックス1年目のシーズンで防御率2.38、14勝5敗、207三振と期待を上回るの活躍。昨年達成した自己ベストの年間209三振を早くも更新するペースで投球を続けている。他にレッドソックスの選手で、26先発以内に200奪三振を達成したのは、ペドロ・マルティネス(3度)、クリス・セール(2度)、ロジャー・クレメンス(1度)の3名のみだ。
「イニング数をより重要に考えているような気がする。特に今年は、162試合を通じてしっかり投げ切ることが大事だと感じているし、それこそがチームにどれだけ貢献できるかをより表すものだと思うんだ」とクローシェは語った。
エースの好投に打線も応え、九回の一挙7得点を含む17安打12得点でヤンキースを圧倒。特にア・リーグのカムバック賞候補、トレバー・ストーリーが、三回2死から左翼へ2点二塁打を放って均衡を破ると、五回には右翼へ今季20号ソロを叩き込んだ。
ストーリーはこれで20本塁打・20盗塁を達成した球団史上3人目の遊撃手(ノマー・ガルシアパーラ、ジョン・バレンティン)となった。2022年の加入以降は負傷に悩まされ、なかなかボストンの地で本領を発揮するに至らなかったが、早くも82打点を挙げており、キャリアハイに迫る活躍を見せている。
「まだまだシーズンは続くけど、この地でこの相手に、何より勝負強い野球で勝つことができて良かった。それが一番大事だし、このメンバーと勝つことができて最高だよ」とストーリーは手応えを語った。
これで、今季はライバル相手に8勝1敗と大きく勝ち越し。24日の4戦目にも勝利し、スイープを狙いたい。
