失点こそかさんだものの、この試合のギャレット・クロシェット最大の貢献は、レッドソックス先発投手陣に不足していた「少しでも長くイニングを投げること」だった。
決して完璧ではなかったが、打線の援護にも支えられライバルのヤンキースに10-7で勝利。チームの連敗を止めエースとしての役割を果たした。
6回を投げて6安打5失点、9三振1四球。
打ち込まれたようにも見えるが、失点の一部は守備のミス(記録上は失策なし)によるものであり、実際には粘り強い投球内容だった。
八回には左のセットアッパー、ジャスティン・ウィルソンが2四球とDJ・ルメイヒューに2点タイムリーを許し、リードは3-8から7-8に縮まる展開となった。
クロシェットにとって、この試合はレッドソックスの選手として、対ヤンキース初の登板。6年総額1億7000万ドル(約265億円)の大型契約を結んだ左腕は、今後何度もこの舞台に立つことになりそうだ。
ここまでクロシェットは、チームを助ける投球を続けてきたが、この日は打線が援護。三回には一挙5得点を挙げるビッグイニングで主導権を握り、四回終了時点で8-3と大きくリードを広げた。
打撃で光ったのはロミー・ゴンザレス。左投手に対してスタメン起用されることが多く、この日もヤンキース先発左腕ライアン・ヤーブローに対して打線をけん引。2ランを含む4打数3安打、猛打賞とまさに期待に応える活躍を残した。
クロシェットは、過去3試合で32三振を記録。これは、2009年のジョン・レスター以来球団最年少(25歳351日)での3試合の登板で30三振以上という快挙となった。
