エア・ゲレーロJr.のヘッドスライディングでドミニカ共和国先制

March 14th, 2026

ワールドベースボールクラシック(WBC)の準々決勝はドミニカ共和国と韓国が対戦。二回に主砲ブラディミール・ゲレーロJr.が迫力満点のヘッドスライディングで先制のホームを奪うと、球場は大歓声に包まれた。

試合が動いたのは二回。

先頭のゲレーロJr.が笑顔で打席に入り、ヘルメットを傾けてお辞儀をした。韓国の先発左腕リュ・ヒョンジンとはブルージェイズで同僚だった間柄。「試合になればチームメートも敵」と語っていたゲレーロJr.だが、かつての仲間との再会に白い歯をのぞかせた。

しかし、勝負となれば別だ。四球を選んで出塁すると、1死一塁からジュニオール・カミネロが鋭く左翼線を破る二塁打。ゲレーロJr.は迷わず三塁を回り、本塁を狙った。韓国も巧みな中継プレーでクロスプレーに持ち込んだが、ゲレーロJr.は次打者フリオ・ロドリゲスの「イン(内側)」という合図に反応。体を内側にひねりながらヘッドスライディングを決め、タッチをかいくぐって先制のホームに触れた。

スラッガーは気迫あふれる“エア・ゲレーロJr.”を披露。雄たけびを上げながらロドリゲスと力強くタッチを交わし、ベンチではチームメートから歓喜の祝福を浴びた。

主砲の闘志に刺激されたのか、勢いに乗ったドミニカ打線はさらに攻勢を強める。ロドリゲスの遊ゴロの間に追加点を挙げると、2死一、二塁からフェルナンド・タティスJr.が右前適時打。ドミニカ共和国は韓国先発のリュ・ヒョンジンをマウンドから引きずり下ろした。