過去の大会で刻まれた記録の数々 大谷が松坂に並ぶ可能性は
2006年に始まったワールドベースボールクラシック(以下、WBC)の歴史には、数々の印象的な記録が刻まれてきた。選手たちは短期決戦の大舞台で次々と記憶に残る数字を残し、その中には、今なお破られていないものも少なくない。第6回大会を控えたいま、あらためて”更新困難”とも言える記録を振り返ってみたい。 今大会で、これらの記録に迫る選手は現れるだろうか。
侍ジャパン連覇の鍵は 大谷翔平は登板するのか
残り1枠の侍としてレッドソックスの吉田正尚が決まり、侍ジャパンの全メンバーが出そろった。過去最多となる9人のメジャーリーガーに加え、前回大会の優勝メンバーからも10人が招集されている。井端弘和監督のもと、若手の勢いと経験豊富な選手の安定感を融合させたバランスのある編成だ。 メジャー組を中心とした長打力のある打線、緻密な守備、そして層の厚い投手陣が日本の武器だ。特にチームを牽引する大谷翔平は、その存在そのものが相手にとって脅威となる。投手陣のコンディショニング管理と、短期決戦で攻撃の流れを途切れさせないチームのつながりが、連覇へのカギを握る。
メキシコ代表のヒル監督、ワールドベースボールクラシックへ向け自信満々
カリビアンシリーズ期間中、ホストチームであるチャロス・デ・ハリスコのベンハミン・ヒル監督は、来月再び指揮を執るワールドベースボールクラシックのメキシコ代表が、2026年大会に向けてどのような準備を進めているかについて大いに語った。 この点について、ヒルはヒューストンでメキシコ代表に合流する選手たちへの信頼を繰り返し口にしている。ヒューストンのダイキンパークで開催されるプールBでは、準々決勝進出の2つの枠を懸け、メキシコ、米国、ブラジル、イタリア、英国が戦う。 2023年、メキシコはフェニックスのチェイスフィールドで行われた1次ラウンドで米国に圧勝し、その後マイアミのローンデポパークで行われた準々決勝でプエルトリコを敗退させ、野球界の多くを驚かせた。続く日本との準決勝は白熱した展開となった。メキシコ代表は5-4とリードして九回裏を迎えたが、2点を奪われ、最終的に優勝した日本を相手にサヨナラ負けを喫した。
ラスト侍は吉田、侍ジャパン入り
レッドソックスの吉田正尚(32)が自身のインスタグラムでワールドベースボールクラシックの日本代表、侍ジャパン入りを表明した。これで日本代表は登録メンバー、30人全員がそろった。 「この度、日本代表に選出いただき、心から光栄に思います。この最高のチーム、そして最高のスタッフ・選手と共に戦える喜びをしっかりと噛み締め、侍ジャパンの勝利のために自分の役割を全うしたいと思います。再び皆さんと最高の瞬間を分かち合えるよう、覚悟を持って戦ってきます」
2026年ワールドベースボールクラシックの視聴方法
世界最大の野球の祭典が目前に迫っている。世界各地から集結した20チームが、ワールドベースボールクラシック王者をかけて間もなく激突する。3月5日に東京ドームで開幕(米国東部時間3月4日午後10時)する今大会の全試合の視聴方法について、最新情報を整理する。
昨季31本塁打&31盗塁のチザム Jr. ワールドベースボールクラシック英国代表復帰
10年前、当時マイナーリーグで1年目の夏を過ごしていた18歳のジャズ・チザムJr.は、ブルックリンで開催されたワールドベースボールクラシック予選で英国代表のユニフォームに袖を通した。チザムは16打数4安打、二塁打1本、2盗塁を記録。予選決勝でイスラエルに敗れるまで引けを取らない戦いをした。 現在、英国代表は2023年のコロンビア戦に勝利し、本大会への出場権を獲得。2度目のワールドベースボールクラシック出場を控えている。チザムも来月、代表に復帰する。
チェコ代表、今大会でも再び旋風を起こせるか
2023年のワールドベースボールクラシック(以下WBC)にほぼ全員が国内育成選手という異色のロースターで臨んだチェコ代表は、世界中の注目を集めた。選手たちは消防士や教師、電気技師など本業を持ち、パベル・ハジム監督も神経内科医という特異な背景を持ちながら、中国を破り、最終的に優勝した日本相手にも互角の戦いを演じた。 メジャーリーガーは二塁手エリック・ソガードただ一人だったが、その健闘ぶりは国内に熱狂的なファン層を生み、日本をはじめ世界の野球ファンから高い評価を受けた。大谷翔平が準決勝の移動時にチェコ代表のキャップを着用したエピソードも象徴的だ。
エドウィン・ディアス、悪夢の’23年大会から復活 プエルトリコ代表に復帰
2023年のワールドベースボールクラシックで不運な負傷に見舞われ、シーズンを棒に振ってから3年。エドウィン・ディアスが、再びプエルトリコ代表ユニフォームに袖を通す。
強打者ソトがワールドベースボールクラシックのドミニカ共和国代表入り
ドミニカ共和国代表は今年のワールドベースボールクラシックに向けて、メジャーの舞台で活躍するスター選手たちをすでに多く集めている。 しかし、1日(日本時間2日)には最大のスター選手のメンバー入りが発表された。メッツの強打者フアン・ソトがワールドベースボールクラシックに出場する意向を正式に表明したのだ。
マルテ、ペルドモ、ドバルがワールドベースボールクラシックドミニカ共和国代表入り
1月31日(日本時間2月1日)、ドミニカ共和国はダイヤモンドバックスの内野手ケテル・マルテとヘラルド・ペルドモ、そしてヤンキースの救援右腕カミロ・ドバルがワールドベースボールクラシックの代表に参加することを発表した。 3名の選手は、ブラディミール・ゲレーロJr.、フェルナンド・タティスJr.、フリオ・ロドリゲスといったMLBのスターが揃う銀河系軍団に加わる。2023年の前回大会ではプール戦突破を逃したドミニカ共和国代表は、2013年以来となる優勝に向け、間違いなく意欲を燃やしている。 マルテとドバルは共に2023年のドミニカ大会に出場しており、2025年最大のブレイクスターの一人であるペルドモは初出場となる。マルテは2023年のクラシックで8打数2安打(打率.250)、1二塁打、1打点の成績を残した。一方、ドバルは2度の救援登板で2回1/3を無失点、3三振の好投を見せた。
大谷はワールドベースボールクラシックで投球しない予定 監督が明言
二刀流のスーパースター、大谷翔平(31)は、来たるワールドベースボールクラシック(WBC)に投手として登板しないことを、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が1月31日(日本時間2月1日)のドジャーフェストで発表した。侍ジャパンの連覇を目指す大谷選手は、打者としてのみ起用される。 大谷はワールドベースボールクラシックには登板しないものの、ドジャースが3連覇を目指す中、レギュラーシーズンでは先発ローテーションを守ることができると自信を持っている。 「すばらしかったです。あまり変わることなく、いつも通りのオフシーズンでした。手術がなかったので、ゆっくりできました。今のところ健康な状態できているので順調です。ただ、WBCがあるので少し調整が早くなるのかなと思います」と、大谷は語った。 ドジャースは過去2シーズン、海外での開幕戦からワールドシリーズまでを戦い、他球団より短いオフシーズンを過ごした。選手にワールドベースボールクラシックへの参加を認める意向はあったものの、大谷がMLBで投打両方で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、日本代表での登板は見送ることを期待していた。 大谷は2023年のワールドベースボールクラシックで二刀流の能力を存分に発揮し、当時エンゼルスのチームメートだったマイク・トラウトから三振を奪って最後のアウトを飾り、大会MVPに輝いた。ロバーツ監督によると、最終的に今年の大会でも二刀流でプレーをするかどうかは大谷自身の判断に委ねられたという。
マリナーズのスター、フリオ・ロドリゲスがドミニカ共和国代表入り
ドミニカ共和国代表にまた一人、ビッグネームが加わった。
オリオールズのテリン・ヴァブラがチェコ代表入り
チェコ生まれ・チェコ育ちのアマチュア選手が大半を占めるチェコ代表に、新たなメジャーリーガーが加わった。二塁手のエリック・ソガードは負傷により本大会を欠場するが(兄アレックスも予選でチェコ代表としてプレーした経験を持つ)、その代役として元オリオールズのユーティリティー、テリン・ヴァブラがチームに合流。メジャー経験を持つ貴重な戦力として、代表に厚みをもたらす。
オールスターのアランダとウォーカーら、メキシコ代表入り
ワールドベースボールクラシックに向け、メキシコが強力メンバーの追加を発表した。
アクーニャJr.&チューリオら主力続々 ベネズエラ代表が強力布陣で大会へ
ワールドベースボールクラシック(以下、WBC)に向け、ベネズエラ代表が強力布陣を敷いている。 ベネズエラ代表は29日、ロナルド・アクーニャJr.、マイケル・ガルシア、ジャクソン・チューリオ、ウィルヤー・アブレイユの4選手の参加を発表。2023年大会でベネズエラは準々決勝まで進出したが、米国相手に9-7の激戦の末に敗れている。MLBを代表する主力選手たちが、主将サルバドール・ペレスとともに大会に臨む。 プールDのベネズエラは3月6日、マイアミのローンデポ・パークで行われるオランダ戦で今大会をスタートさせる。
タティスJr.&ゲレーロJr.らスター選手がドミニカ共和国代表入り
ドミニカ共和国の代表に次々と豪華メンバー
便利屋カストロがワールドベースボールクラシックプエルトリコ代表に選出
プエルトリコ代表は今週2人目となるオールスター選手の代表召集を発表。ロッキーズのユーティリティプレイヤー、ウィリ・カストロが新たにプエルトリコ代表に加わった。2024年オールスターのカストロは、ワールドベースボールクラシックに初出場となる。
【特別映像】ワールドベースボールクラシック 歓喜と挑戦の20年
MLB(メジャーリーグ機構)公式YouTubeチャンネルがワールドベースボールクラシック20周年を記念した【特別映像】を公開。上原浩治氏、松坂大輔氏、岩隈久志氏、里崎智也氏、内川聖一氏、中田翔氏(順不同)ら過去の大会出場選手らに加え、サッカーW杯の出場経験者である中澤佑二氏、女子サッカーのレジェンド澤穂希氏らも登場。亀梨和也さん、お笑いコンビ・バッテリィズら野球好きの著名人たちがインタビューに答え、3月開催の第6回大会への展望などを語っている。
名手アレナドがワールドベースボールクラシックのプエルトリコ代表に
オールスター選出8回、ゴールドグラブ賞10回を数えるスター、ノーラン・アレナドがワールドベースボールクラシック(WBC)プエルトリコ代表のユニフォームの袖を通す。13日(日本時間14日)にカージナルスからダイヤモンドバックスへ移籍したばかりのアレナドが、26日(同27日)に参戦の意向を発表した。
連覇狙う侍ジャパン メジャー8選手含む29選手が出揃う
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督は26日、3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(以下WBC)に出場予定の追加メンバーを発表した。 今回の発表では、前回大会の優勝メンバーである山本由伸(ドジャース)をはじめ、来季からホワイトソックスに移籍する村上宗隆、同じくブルージェイズに移籍する岡本和真、さらに前回大会はケガのため欠場した鈴木誠也(カブス)らが選出された。なお、残る1名については現在調整中で、決まり次第発表される予定となっている。 これにより、今大会に出場予定のメジャーリーガーは過去最多となる8人に達し、連覇を目指す侍ジャパンは最強クラスの陣容を揃えた。 山本は侍ジャパン公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。 「再び日の丸を背負うことに、身が引き締まる思いです。WBCを戦うためのコンディションを作るために、このオフはしっかりとトレーニングを積んできました。素晴らしいチームメイト、頼もしいスタッフの皆さんと一丸となって、一番を目指します」
ブラジル、2013年以来のワールドベースボールクラシックでの躍進なるか
ブラジルのスポーツといえば、やはりサッカーの豊かな歴史がまず思い浮かぶ。 しかし、野球もひそかに力をつけてきている。2023年のパンアメリカン競技大会での銀メダル獲得は、その成長を象徴する出来事だった。そして今、ブラジル代表は、さらに大きな舞台で実力を示す準備を整えた。2026年ワールド・ベースボール・クラシックの最終予選を勝ち抜き、最後の出場枠を獲得。世界最高峰の国際大会への切符を正式に手にした。
コロンビア歴代最多勝投手ホセ・キンタナ、キャプテンに就任
メジャー14シーズンで通算113勝を挙げ、コロンビア出身投手として最多勝を誇るホセ・キンタナが、ワールドベースボールクラシック(以下、WBC)で母国代表のキャプテンとして出場するとコロンビア野球連盟がSNSで発表した。正式なロースターは2月5日に確定予定。キンタナは現在フリーエージェントだが、代表チームを率いる立場で大会に臨む。
「ルーキー卒業」2023年の躍進を背に、次なる挑戦へ進む英国代表
これまでグレートブリテン(英国)は、野球界で強豪と見なされる存在ではなかった。だが2026年のワールド・ベースボール・クラシックでは、史上初めて自動出場権を獲得して本大会に臨む。「初出場の挑戦者」から「強豪国と肩を並べて戦う存在」へと大きく変わった。 チームを率いるのは、2023年大会で指揮を執ったドリュー・スペンサー監督に代わり、新たに就任するブラッド・マルセリーノ。ダイヤモンドバックス傘下でコーチを務め、英国野球殿堂入りも果たしている人物で、2023年大会ではベンチコーチとしてチームを支えた。英国野球に何十年も携わってきた豊富な経験を持つ。MLB選手の数では他国に見劣りするかもしれないが、マルセリーノは「とにかくタフな連中をまとめ上げる」と語っている。 2026年大会で英国は、ヒューストンのアストロズ本拠地ダイキン・パークで行われるプールBに出場。アメリカ、メキシコ、イタリア、ブラジルと対戦し、同国史上初となるプール突破を目標に戦う。今年の国際舞台を前に、英国代表は着実に次の段階へと歩みを進めている。
フィリーズの新戦力ブラッド・ケラー、米国代表のブルペン入り
ワールドベースボールクラシックの米国代表マイケル・ヒルGMは、「世界最強」を改めて示すロースター作りを目指してきた。打線はスター選手がずらりと並び、先発ローテーションもエース級で固められている。30人枠の残りはわずか(正式発表は2月初旬)となる中、ヒルGMとマーク・デローサ監督は、ブルペン終盤の整備に注力してきた。 米国代表は16日、フィリーズの救援右腕ブラッド・ケラーが、終盤要員としてメイソン・ミラー、グリフィン・ジャックス、ゲイブ・スパイアー、デビッド・ベッドナーとともにチームに加わると発表した。
前回V戦士9人、侍ジャパン追加メンバー11人発表
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督は16日、3月に開催されるワールドベースボールクラシック(WBC)に出場予定の追加メンバー11人を発表した。大谷翔平、菊池雄星ら7選手はすでに発表されていたが、今回新たに菅野智之らが名を連ねた。 一方で、ドジャースの山本由伸、カブスの鈴木誠也、レッドソックスの吉田正尚、来季からホワイトソックスに移籍する村上宗隆、ブルージェイズの岡本和真は、この日の発表では選出されなかった。