「キャッチボールをする」は「Have」か「Play」か、レジェンドたちが議論に終止符?

August 14th, 2026

アメリカの国民的スポーツである野球には、昔から繰り返されてきた問いがある。

「キャッチボールをする」と言う時に、「have a catch」と「play catch」のどちらを使うのか、だ。

この日に3度目の開催を迎えた「MLB at Field of Dreams Game」の着想元となった1989年の名作映画『フィールド・オブ・ドリームス』では、ケビン・コスナー演じる主人公が父親をキャッチボールに誘う際、前者の「have a catch」を使っている。

では、野球殿堂入りの名選手たちはどう考えているのか。アイオワ州ダイアーズビルにある映画の有名なロケ地には、フィリーズ対ツインズの一戦を観戦するため、大勢の殿堂入り選手が集まっていた。

そこで本人たちに尋ねてみた。

殿堂入り右腕のバート・ブライレブンは、父親を誘ったときの言い方を振り返り「play catch」を使って答えた。

トウモロコシ畑に集まった球界のレジェンドたちの間では、こちらが多数派だった。

「私なら絶対に『Let’s go play catch』だ」と、“ホーク”ことアンドレ・ドーソンは語った。

“クライムドッグ”ことフレッド・マグリフには、譲れない強いこだわりがあった。

「『キャッチボールをしに行かない?』という意味なら、『Hey, do you wanna go play catch』だ。『Have a catch』じゃない」と信じられないという様子で語った。「違う。『Do you wanna go play catch』だ」

一方、名投手CC・サバシアは、「have a catch」という言い方も耳にしたことがあると認めた。特にフィールド・オブ・ドリームス・ゲームのためにアイオワへ到着してから、よく聞いたという。それでも、殿堂入りした仲間たちの多数意見に同意した。

「私は『play catch』と言う。ただ、『父親とキャッチボールがしたい』という意味で『I wanna have a catch with my dad』と言う人も大勢見てきた。でも私なら、『I wanna play catch with my dad』だ」とサバシアは語った。

そして殿堂入りクローザーのリー・スミスが、この議論をきっぱりと締めくくった。

「さあ、キャッチボールをしに行こう。『Let’s go play catch』だ」と満面の笑みで答えた。