トレードの季節が近づいている。ご存じかもしれないが、パドレスはこの時期、慌ただしくなる傾向がある。
今年は違うかもしれない。A.J.プレラー編成本部長の体制下で毎年トレード市場を大々的に動かしてきたわけではない。(そう感じられるだけだ)。しかし今年、最大の問題は内部にある。シーズンの3分の1が経過した時点で打線は機能していない。
どうすれば攻撃陣を改善できるのか。いかなるトレードの前にマニー・マチャド、ジャクソン・メリル、そしてフェルナンド・タティスJr.の活躍が必要だ。
トレードで最大の補強ポイントをランク付けする前に1つ明確にしておくべきことがある。最も重要な戦力アップは、マチャド、メリル、タティスJr.を打線に組み込むことだ。本来の姿を取り戻した、真のマチャド、メリル、タティスJr.を、だ。
それを踏まえた上でシーズンの中盤戦、すなわち「トレードの季節」に突入するにあたり、優先順位の低いものから高いもの順に補強ポイントを評価する。
4.リリーフ投手
パドレスが強力な救援投手を市場で探す方針は事実だ。これはウェブメディアのジ・アスレチックが今週初めに最初に報じた。現在のすでに素晴らしいブルペンを考慮すると、このニュースは一部の人々を驚かせたようだ。しかし、驚くべきことではない。
パドレスは2022年、24年、25年のトレード期限前にも強力なブルペンを擁していた。その3シーズンのすべてで、プレラー編成本部長はトップクラスの投手補強に動いた。22年のジョシュ・ヘイダー(32)、24年のジェイソン・アダム(34)とタナー・スコット(31)、25年のメイソン・ミラー(27)だ。
先発投手については後述する。しかし、先発の補強は対価が高くつく。中途半端な先発投手で切り抜ける1つの方法は、先発投手に数イニングだけを任せ、その後スーパーブルペンにつなぐことだ。
1年前、パドレスはそのスーパーブルペンを構築したが、アダムが大腿四頭筋(左太ももの前側)の断裂で離脱したため、その威力を完全に発揮することはできなかった。そしてオフシーズンには、ロベルト・スアレス(35)がブレーブスに移籍した。
昨年構築したブルペンを考慮すると、プレラー本部長が5人の本格的な勝利パターンの投手を擁するブルペンを切望していることは分かっている。ブラグリー・ロドリゲス(22)がその役割を担うレベルに昇格する可能性はある。しかし、もし条件が合えば、パドレスが救援投手、特に左腕を追加しても驚きではない。
3.捕手
パドレスは昨年のトレード期限でフレディ・ファーミン(31)を獲得し、捕手問題の解決を望んでいた。しかし、計画通りには進んでいない。
今季、ファーミンはOPS.500を下回る打撃不振に陥っている。わずか打率.140だ。パドレスの投手陣は、ファーミンの準備とゲームプランニングを絶賛している。しかし、ロドルフォ・デュラン(28)についても同様の評価が多く聞かれ、しかもはるかに安価で獲得できた。
ルイス・カンプサーノ(27)が足指の骨折から復帰に近づき、パドレスは枠を空けるために、デュランではなくファーミンをマイナー降格させるべきか検討しているかもしれない。11年間のプロ生活を経てついにメジャーでのブレークを果たしたデュランの経歴は素晴らしいストーリーだ。しかし、パドレスがそのような自問をしていること自体が問題だ。
正捕手にはさらなる力が必要だ。カンプサーノはケガの前に素晴らしいスタートを切っていた。レギュラーに近い先発捕手として、カンプサーノがその答えかもしれない。以前も指摘したように、捕手を見つけるのは難しく、決して安くはない。それでも、パドレスは少なくとも目を光らせておくべきだ。
2.先発投手
ここからリストは、パドレスが「ほしい」補強から「必要」とする補強へと絞り込まれる。とはいえ、先発投手の必要性がどれほど大きいか、本当のことは分かっていない。少なくとも、今の段階では。
まず、投球プログラムの開始が近づいていると見られるジョー・マスグローブ(33)とニック・ピベッタ(33)の健康状態を確認する。
その間、間に合わせのローテーションで切り抜けている。マイケル・キング(31)が先陣を切り、ランディ・バスケス(27)は実力以上の投球を見せている。グリフィン・キャニング(30)とルーカス・ジオリト(31)は限られた機会で将来性を示し、ウォーカー・ビューラー(31)はなんとか結果を残している。
ブルペンがどれほど優れていようとも、この先発陣でプレーオフに臨みたいとは思わない。キング、ピベッタ、マスグローブが先発し、その後ろにその時たまたま好調な投手を組むローテーションでプレーオフに臨むか?それなら絶対に臨む。
しかし、ピベッタとマスグローブがどのような投球をしてくれるのかは、まだ分からない。だからこそ、先発投手は「必要な補強」となる。
(ただし、安くは済まないだろう。だからこそ、パドレスはスーパーブルペンのルートを使い、ローテーションは幸運を祈るのかもしれない)
1.左打者
考えを改めた。1年を通して、パドレスの最優先事項は先発投手だと見ていた。しかし、シーズンが進むにつれて、そして打線が冷え込んだままであることから、トレード期限でチームが最も必要としている補強が明らかになってきた。
長打力のある左打者だ。
ギャビン・シーツ(30)が好調なスタートを維持するかもしれない。メリルが本来の打撃を取り戻すかもしれない。ジェイク・クローネンワース(32)が健康を取り戻し、再び本来の姿を見せ始めるかもしれない。しかし、そのすべてが実現するとは到底期待していない。
そして、仮にすべてが実現したとしても…パドレスにはまだ左打者が必要だ。
最善のシナリオでは、左打者が攻撃のバランスを整え、代打の多様性をもたらす。最悪のシナリオ、メリルとクローネンワースの不振が続く場合にトレード期限での補強選手が、この打線の中軸に座る可能性もある。
シーズンはすでに3分の1以上が経過した。攻撃陣は明確な懸念材料となっている。最も早い解決策は、スーパースターたちの復調だ。しかし、外部にも解決策は存在している。
