フラハティ、カブス戦で6回無失点、9三振の快投

June 8th, 2025

カブスとの中地区首位対決の最終戦で、タイガースのジャック・フラハティが快投を披露。6イニング94球を投げ、無失点、9三振の圧巻の投球で、カブス打線を封じ、シリーズ勝ち越しを決めた。

前日はカブスに5本塁打を浴び、敗戦を喫したが、この日はフラハティが初回からギア全開で、最速96.1マイル(約155キロ)の速球でカブス打線を圧倒し、最初の9人をパーフェクトに抑える圧巻の立ち上がり。特にナックルカーブの精度が冴え、12の空振りのうち8つをこのカーブで奪った。また初回の5人のうち3人を三振に仕留めるなど、序盤から試合の主導権を握った。

四回に制球を乱し、先頭から連続四球を与え、無死一、二塁のピンチを招いたが、守備陣が超ファインプレーを連発。右翼ケリー・カーペンターがピート・クロウ=アームストロングの安打で二塁走者を本塁タッチアウトすると、中堅パーカー・メドーズは満塁の場面で107マイル(約172キロ)のライナーをジャンピングキャッチした。

フラハティは「守備に助けられた。あの瞬間が大きかった」と感謝を口にした。

その後は落ち着きを取り戻し、六回まで無失点投球。今季自己最多タイの9三振数でカブス打線を沈黙させた。フラハティは直近の3試合でわずか1失点で3連勝と、5月の悪夢の5連敗から完全に立ち直った。

試合後、フラハティは「(先発した3試合での)3連勝は大きな意味がある。自分の球がしっかり決まるようになってきた」と手応えを語る。

打線もフラハティに呼応した。初回、スペンサー・トーケルソンがカブス先発ケイド・ホートンから2死一、二塁で先制の2点タイムリー、五回にはライリー・グリーンも試合を決める2点タイムリーを放った。

「フラハティの投球に応えたかった。みんなの集中力がすごかった」とグリーンは胸を張った。

カブス打線はフラハティの速球とカーブに翻弄され、わずか5安打無得点。地区首位決戦でタイガースに軍配を許す形となった。

『エースの復活劇』は、後半戦へ向けた大きな追い風となりそうだ。