【パイレーツ6−3ブルワーズ】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、4月25日(日本時間26)
ポストシーズンの試合で104.3マイル(約167.9キロ)を計測した投手にとって、4月の102.7マイル(約165.3キロ)の直球は比較的平凡に映るかもしれない。 しかし、ジェイコブ・ミジオロウスキー(24)にとって、それは先発投手がこれまでに記録したことのない数値だった。
ミジオロウスキーは、パイレーツ戦に先発。一回、先頭のオニール・クルーズ(27)に対し、今季最速の3球を投げ込み、102.7マイル(約165.3キロ)のフォーシームで三振を奪った。これは投球のデータ収集が始まった2008年以降、先発投手による奪三振の球として最速記録となり、昨季5月25日(同26日)にタリック・スクーバル(29)が記録した102.6マイル(約165.1キロ)の速球を塗り替えた。ミジオロウスキーの快投は、まだ始まったばかりだった。
続く打者のブランドン・ロウ(31)を102.2マイル(約164.5キロ)の空振りで三振に仕留め、ミジオロウスキーはピッチトラッキング開始以降、同一イニングに102マイル(約164.2キロ)以上で複数の奪三振を記録した初の先発投手となった。1試合で102マイル以上の奪三振を複数記録したのは、レッズのハンター・グリーン(26)=2022年9月17日(同18日)=に次いで史上2人目だ。
昨年6月25日(同26日)のクルーズから奪った102.0マイル(約164.2キロ)での三振を含めると、ミジオロウスキーは通算で102マイル以上での奪三振が3度となり、先発投手として最多となった。
プレーオフを含め、ピッチトラッキングで102マイル以上を計測した球数では、ミジオロウスキーとグリーンがそれぞれ12球で先発投手の最多リストの首位に並んでいる。次いでジャスティン・バーランダー(43)が7球、ジョーダン・ヒックス(29)が6球。
なお、このリストにはミジオロウスキーの自己最速である、昨年のナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)第2戦でカイル・タッカー(29、当時カブス)に対して投じた104マイル(約167.4キロ)超の2球の速球は含まれていない。同戦では救援での登板だったためだ。
