レッドソックスがオールスターブレイク中に後日発表選手とのトレードでタイガースから外野手兼DHのジャーマイ・ジョーンズ(28)を獲得してから3日後、チームの新たな右打者は始動する準備が整っていた。
「(トレードについては)本当にうれしかった」とジョーンズは口にした。
「ここ数週間、このチームがどのような野球をしているか、そしてこの球場にどのような歴史があるかは分かっている。不思議なことに、子供の頃はレッドソックスの試合をよく見ていたし、ボストンの街が大好きだった。全てが気に入っていた。だから、トレードの知らせを聞いたときは、このチームの力になれるとうれしく思った」
ジョーンズは今季、9日(日本時間10日)にタイガースからDFAとなるほど苦戦している(57試合に出場して打率.137、2二塁打、1三塁打、2本塁打、7打点、10四球)。しかし、レッドソックスはフェンウェイパークの打者に有利な環境が、復活につながることを期待している。
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28歳のジョーンズは昨季、プレーオフに進出したタイガースで左投手が先発する際に先発出場するなど72試合に出場して打率.287、11二塁打、1三塁打、7本塁打、23打点、18四球、OPS.937を記録した。
ジョーンズはポストシーズンで4試合に出場し、2打数1安打、1二塁打、1打点、2四球の成績を残した。
昨季の成功と、今季これまでの不振を分けた要因は何だったのか。
「ただリズムに乗ることだと思う。昨季うまくいった最大の理由は、もう少し多くプレーして、試合の流れをつかめた点にある。そこから先は、いつもの野球だ」とジョーンズは説明する。
「そして今季は、シーズンの出足が少し遅れた。最初の3週間は左投手との対戦がなく、先発出場しなかった。そのため、リズムに乗ろうとし、そこから抜け出す過程は、これまで慣れ親しんだ状態とは違っていた。しかし、ここで環境に慣れ、自分のリズムをつかみ、チームに貢献していく」
ジョーンズは、ジャレン・デュラン(29)、ウィルヤー・アブレイユ(27)、吉田正尚(33)ら3人の左打者を擁するボストンの外野手兼DHの陣容に加わる。
今季を通じて左投手を打ち込んでいるアブレイユが先発を外れる機会は多くない。それでも、ジョーンズは左投手相手にデュランや吉田の代わりを務める有効な選択肢になり得る。
レッドソックスのチャド・トレーシー監督代行(46)は「実はジャム(ジョーンズ)のことは知っている。エンゼルス時代に同じチームだった。今季の数字が昨季の成績と異なっていることは明らかだ。しかし、左投手に対して高いレベルで結果を残したシーズンが2、3度ある。だからジョーンズを獲得し、本来の調子を取り戻させ、左投手相手の打席で起用していく」と構想を明かした。
レイズは18日(同19日)に左腕のイアン・シーモア(27)、19日(同20日)に同じく左腕のシェーン・マクラナハン(29)を先発させる予定であり、ジョーンズにはすぐに出番が巡ってくるはずだ。
「これまでやってきたことと似たような役割になると思う」とジョーンズは説明した。
「試合に出て、左投手を打ち、試合の流れに乗っていく。それがやりたいことだ。自分の得意なことをして、このチームの勝利に貢献していく」
