【メッツ4-6xホワイトソックス】シカゴ/レートフィールド、8月21日(日本時間8月22日)
ジェイク・ロジャースは今季、4球団で少なくとも1安打を記録している。そのうち2安打は、8月14日にレッドソックスからウェーバーで加入した、ホワイトソックスで放ったものだ。
それ以前に放った20安打と比べても、この日の1打は群を抜いて重要なものとなった。九回、メッツの救援投手ジェフリー・ヤンからサヨナラ2ランを放ち、チームを勝利に導いた。スタットキャスト推定401フィート(約122.2メートル)の一発は、メジャー6年目の捕手にとってキャリア最大級の一打だったと言える。
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「間違いない。考えるまでもない。この試合の一部になったということもそうだ。球場の雰囲気も、それに関わるすべてを考えても、間違いなく自分の中で一番に近い一打だ」とロジャースは語った。
「何より、彼はプロフェッショナルだ。クラブハウスでも素晴らしい存在になっている。経験があり、メジャーの試合で配球を組み立て、強力な打線を切り抜けるために何が必要かを理解している。だから、すぐに信頼できる選手だ。クラブハウスにもすっかり溶け込み、今夜はもちろんバットでも結果を出してくれた」とホワイトソックスのウィル・ベナブル監督はロジャースについて語った。
ロジャースの一発は、67勝61敗のホワイトソックスにとって今季10本目のサヨナラ打で、記録した選手は8人目となった。
ロジャースの劇的な一打が飛び出すまで、ホワイトソックス打線が動き出すには時間がかかった。19日のカブス戦の八回以降、15イニング連続で無得点だった。
レートフィールドは静まり返っていた。素晴らしいシーズンを送るホワイトソックスにとっては珍しい光景だった。しかし六回を迎えると、ホワイトソックス打線はショーン・マナイアを相手に、それまでの鬱憤を一気に晴らした。
1死から村上宗隆が、カウント2-2で見逃し三振とされた判定をABSチャレンジで覆し、四球を選んだ。その5球後、ミゲル・バルガスが今季29号を放つと、ランダル・グリチックも11号で2者連続。さらにモンゴメリーも負けじと27号をたたき込み、3者連続本塁打を完成させた。
4-0のビハインドは、わずか数分で同点に変わった。ホワイトソックスの3者連続本塁打は今季2度目。前回は4月21日で、村上、モンゴメリー、バルガスが記録していた。
「自分を信じて、気持ちを落ち着かせようとした。球場がすごい盛り上がりになっていたから、自分を冷静に保とうとしていた。初球は難しい球だったけど、とてもいいスイングができたと思う。似たようなところへ来たら、次は逃さないと思っていた」とモンゴメリーは語った。
「選手たちは完全に集中していた。昨日の展開を考えると、打線が動き出すには、まず1点が必要だと感じていた。実際、バルガスに本塁打が出てから、グリッチとコルソンが続いた。本当に素晴らしい攻撃だったし、あそこで一気に流れが変わった」と指揮官は語った。
ショーン・バークは6回4失点で、無四球、4奪三振だったが、不運な面もあった。0-0で迎えた四回1死一塁の場面で、ルイス・ロベルトJr.が中堅へ飛球を打ち上げると、中堅手ブレントン・ドイルが打球を見失い、落球。ロベルトには二塁打が記録され、続くブレット・ベイティも2点二塁打を放ち、バークには3失点が記録された。
ホワイトソックスには試合前半にもチャンスがあったが、チェイス・メイドロス、村上、モンゴメリーの飛球はいずれも、スタンドまであと数フィート(約1〜2メートル)届かなかった。しかし後半に一気に流れは変わった。ホワイトソックスはポストシーズン進出へのマジックナンバーをさらに一つ減らした。
ホワイトソックスは残り34試合で、ア・リーグ中地区首位。ガーディアンズとツインズの両球団に4.5ゲーム差をつけている。
「本当に最高だった。ものすごく興奮する瞬間だった」とロジャースは語った。ダイヤモンドを回っている間は頭が真っ白になり、CHSNによる試合後のインタビューもほとんど覚えていないという。
「あんなことが起きたのは、マイナー時代以来だから本当に久しぶりだ。これほどの舞台で、しかも素晴らしいチームの一員として実現できたのは最高だった。信じられないような感覚で、できることなら瓶に詰めて取っておきたいほどだね」
