NBA王者に輝いたニックスのスター選手たちがヤンキースタジアムに登場した。
NBAファイナルMVPのジェイレン・ブランソンとジョシュ・ハートは、17日(日本時間18日)のホワイトソックス戦前に始球式を務め、大歓声を浴びた。
アーロン・ブーン監督は「あすのパレードは想像を超えるものになるだろうね。皆、最高の1週間を過ごしているはずだ」と祝福した。
ブランソンはファイナルでスパーズを相手に5試合で平均32.6得点、4.6アシストを記録し、チームを優勝に導いてMVPを受賞。2024年にも始球式を行い、アーロン・ジャッジと交流した経験がある。
ニューヨークの街がニックスの優勝に沸く中、ヤンキースもまた、その熱狂を間近で感じた一夜になった。
ハートはブランソンと同じくビラノバ大出身で、守備でも存在感を発揮した。ファイナルでは平均7.6得点、9.8リバウンドを記録し、優勝に貢献した。
また、ハートの大叔父は、ヤンキース初のアフリカ系アメリカ人選手として球団史に名を刻んだエルストン・ハワード。現在もその功績は高く評価され、ヤンキースタジアムのモニュメントパークにその名が残されている。
ヤンキースは9月25日のオリオールズ戦でハートのボブルヘッド配布イベントを予定している。これはニックスのプレーオフ快進撃が始まる前に決まっていたが、優勝によってさらに注目度の高いイベントとなりそうだ。
ヤンキースの主将アーロン・ジャッジは、マディソンスクエア・ガーデンで行われたスパーズとの第4戦を現地観戦。
「とても感動する試合だった。ニューヨークでは勝利が続いている。その流れを維持したい。6月にニックスが優勝し、10月にヤンキースがワールドシリーズを制覇したら、世界平和が訪れるよ」
NBAファイナル終了後初の本拠地戦となった17日(同18日)には、ヤンキースの選手たちもニックス愛をアピール。1973年以来となる優勝を祝福するため、チーム全体でニックスのグッズを身につけて球場入りした。捕手の J.C.エスカーラはマイルズ・マクブライドの背番号2のユニホームを着用。救援右腕のフェルナンド・クルーズはブランソンの背番号11のユニホーム姿で球場入りし、ニューヨーク中を包む優勝ムードを共有していた。
さらにジャズ・チザムJr.は、優勝決定後にニックスがマンハッタンの高級クラブで開いた祝勝会にも招待されたほか、チームカラーのオレンジとブルーで全身をコーディネートして球場入り。
ブーン監督は、ニックスの優勝に対するニューヨークの熱狂ぶりについて「素晴らしい。ここ数年同じメンバーで戦い続けてきたチームが、これだけ人々を引きつける快進撃を見せた。さらに優勝から53年も遠ざかっていたことを考えれば、本当に素晴らしいストーリーだと思う」と称え、今回の優勝チームは長く語り継がれる存在になると評価した。
「このチームはNBAの歴史の中でも、これから長い間語られることになるだろう」
