ベテラン捕手マッキャン、1年契約でダイヤモンドバックス残留

正捕手モレノを支える、頼れるベテラン控え捕手

November 21st, 2025

21日(日本時間22日)、ダイヤモンドバックスはフリーエージェント(FA)のベテラン捕手ジェームス・マッキャンと再契約を結んだことを発表した。

MLB.comが関係者から得た情報によると、契約条件は1年275万ドル(約4億1250万円)。また、アクティブロースター(=メジャーの試合に出場できる26人枠)に登録された日数に応じて、最大50万ドル(約7500万円)のボーナスを受け取ることができるという。

6月にダイヤモンドバックスの正捕手ガブリエル・モレノが負傷者リスト入りした際、ブレーブス傘下のマイナー3Aでプレーしていたマッキャンは、メジャー契約を結ぶチャンスであると察知し、ブレーブス退団を希望。それが認められ、FAになった後、すぐにダイヤモンドバックスと契約した。

35歳のベテラン捕手は今季、ダイヤモンドバックスで貴重な戦力となり、42試合に出場。137打席で5本塁打、OPS.755、OPS+107を記録した。

9月、ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は、マッキャンについて次のように語った。

「落ち着きがあり、マウンドに訪れるときも、まるで仲間と話すために通りを歩いているかのように自然に振る舞う。その姿から存在感を感じる。彼の経験値や、重要な場面で投手陣と交わす会話の素晴らしさは、いくら強調しても足りないくらいだ」

そうした貢献が評価され、1年契約でダイヤモンドバックスに残留することが決まったマッキャン。来季も控え捕手として、正捕手モレノを支えていくことになりそうだ。