【アメリカ代表5−3メキシコ代表】ヒューストン/ダイキンパーク、3月9日(日本時間10日)
ローマン・アンソニー外野手(21)とジャレン・デュラン外野手(29)は今季、レッドソックスの外野陣として多くの時間を共にする。現在は、ワールドベースボールクラシック(WBC)の栄冠を懸けて競い合う立場だ。
9日(日本時間10日)に行われたアメリカ対メキシコの序盤の勝負どころで、メキシコ代表のデュランが、アメリカ代表のアンソニーに対してレッドソックスの同僚同士による「非情なプレー」を見舞った。
二回にアンソニーが四球で出塁すると、ブライス・テュラング内野手(26)が右翼へ二塁打を放った。デュランが素早く打球を処理してニック・ゴンザレス内野手(26)へ完璧に送球。ゴンザレスはすぐさま本塁へ送りアンソニーを刺して、先制点を阻止した。
1次ラウンド・プールBを2勝0敗で迎えた両チームの対戦でデュランが試合の鍵を握る場面を演出した。レッドソックスのチームメートであるアンソニーに対して優位に立ったが、それもわずかな時間だった。直後のイニングにアンソニーが3ランを放ち、アメリカ代表が5−0とリードを広げた。
デュランとアンソニーのやり取りは、これだけでは終わらなかった。メキシコ代表は六回、デュランがマシュー・ボイド投手(35)から「クロフォード・ボックス(レフトスタンドの突き出た部分)」へ逆方向へのソロ本塁打を放ち、点差を縮めた。八回にもデュランは再びボイドから右翼へソロを放ち、メキシコ代表が2点差に迫った。
最終的には、アンソニーのアメリカ代表が5−3で勝利した。これによりアメリカ代表は1次ラウンド・プールBで3勝0敗とし、準々決勝進出に向けて大きく前進した。
