【タイガース7-3パイレーツ】@デトロイト/コメリカ・パーク
これまで、その華やかなプレーと卓越した身体能力でキャリアを築いてきたハビアー・バイエズ。そんな彼の火曜日のロッカールームには、大量のバルーンが飾られていた。
この試合はバイエズにとってMLBでのサービスタイムが10年に到達した記念すべき日(172日×10年=1720日目)。メジャーという偉大な舞台で長くプレーしてきたことを示す、大きな節目の一つだ。
デビューは2014年8月5日。当時所属していたカブスの一員として、ロッキーズとのクアーズ・フィールドでの一戦だった。今思えば、この試合で放った延長十二回の決勝本塁打は、まるでその後の10年間の活躍を示唆するかのような一発だった。
そして10年を積み上げた迎えた試合。同点ソロを含む2本塁打をマークし、自らの記念日に最高の結果で花を添えた。
この日、タイガースはバイエズの2本を含む4本の本塁打。バイエズは二回に送球エラーで1点を失っていたが、それを補って余りある活躍を見せた。
三回にはカナリオの2点適時打でパイレーツが3-2と逆転。先発のファルターは二回にバイエズに安打を許した後、8者連続でアウトに打ち取るなど試合の流れをつかみかけていた中で、それを再び引き戻したのがバイエズだった。
五回の先頭打者として再び打席に立つと、カーブを捉えて左中間のブルペン奥まで届かせる、124.1メートルの特大弾を放った。
その後、二回に先制の2ランを放ったウェンセル・ペレスが、六回にも右中間フェンス直撃の適時三塁打で勝ち越し点を奪取。その後、バイエズがリリーフのカルメン・ムロジンスキのスイーパーをとらえ、左翼席へ約125メートルのダメ押しとなる2ランを叩き込んだ。バイエズにとって今季2度目、通算12度目の1試合2本塁打となった。
タイガースの反撃により、先発のケイシー・マイズが勝利投手に。カナリオに適時打を浴びて以降は11人中10人を抑え、6回を3失点(自責点2)の好投でクオリティスタートを達成した。
カード3連戦の初戦を制し、連敗を2で止めたタイガース。MLBトップの勝利数(47)と勝率(.635)を維持している。
