ジャズ・チザムJr.(28)は22日(日本時間23日)夜、いつも通りヤンキースの二塁を守っていた。通常の任務に加え、グラウンド整備の役割を担うとは、たぶん予想していなかっただろう。
デトロイトのコメリカパークで行われたタイガース戦の四回、二塁の守備位置近くにあるダート(地面に埋め込まれた)カメラが飛び出した。露出したカメラの周囲にヤンキースの内野陣が集まる中、チザムJr.はスパイクで約1分間カメラをつつき、元の位置に戻した。
ジェイソン・ベネッティ(42)とアンディ・ダークス(40)によるデトロイトの放送席からの実況が、この珍しい光景をさらに面白く伝えた。チザムJr.がカメラを蹴る様子がダートカメラの視点から放送され、ベネッティとダークスは実質的にカメラの思考と体験を代弁した。
ベネッティはダートカメラを代弁し、「おい。痛い。私はここで仕事をしている」と叫んだ。
チザムJr.がカメラの修復を試みた後、タイガースのグラウンド整備員が登場。この作業により、試合は約5分間中断した。
