ジャズ、試合中のSNS投稿で出場停止に!?

試合中の電子機器使用は禁止

April 18th, 2025

【タンパ】 ヤンキースのジャズ・チザム・ジュニアはレイズとの第1戦で審判への暴言で退場処分になったほか、試合中に電子機器使用をし、さらに1試合の出場停止処分を受けた。

問題は7回、1死一塁の場面、モンゴメリーのフルカウントからの速球が低めに外れて四球と思ったチザムはバットを置いた。ベーコン審判に見逃し三振をコールされると猛然と抗議を始めた。

ブーン監督が仲裁に入り、ダグアウトに戻そうとしたものの時すでに遅し。チザムは自身5度目、ヤンキース移籍後初めての退場処分を受けた。

怒り心頭のチザムはクラブハウスに戻った後、SNSで審判への不満を投稿。

「“Not even [expletive] close!!!!!(罵り言葉)全然入ってない!!!!」

これは後に削除されたが、メジャーリーグ(MLB)は試合中の電子機器使用を禁止しており、その規則に反したため、ジャズは金曜日のレイズ第2戦の出場停止と罰金処分を受けた。チザムはこの処分に異議を申し立て、第2戦に先発メンバーで出場している。(※審議の間は出場可能)

「(退場処分に関しては)気にしてないよ。やるべきことをやっただけ。責任はとる。試合中は熱い気持ちで戦っている。すべての打席、すべての投球が真剣勝負だ。だから絶対にボール判定だと思ったら、やっぱり熱くなる。自分のプレーにとても情熱を注いでいるから」とチザムは状況を説明する。

ブーン監督は「選手が退場処分を見るのはつらいので、自分が代わりに退場になれたらいいんだけどね。フルカウントの厳しい球の見極めが難しいのも、選手が感情的になるのも理解できる」とチザムに同情した。

チザムは怒りを爆発させた自分自身に対しても憤慨する。

「ボール判定にはまだ腹が立っているけど、冷静さを失ってしまった自分にも腹が立つ。でもチームメイトは俺の味方になってくれた。明日からまた頑張るよ」