【レイズ5-6xカージナルス】セントルイス/ブッシュスタジアム、3月28日(日本時間29日)
開幕戦で鮮烈な印象を残したカージナルスのトップ有望株のJJ・ウェザーホルトが、メジャー2試合目でそれをさらに上回る活躍を見せた。
延長十回裏、ウェザーホルトは右翼へ2点適時打を放ち、カージナルスをサヨナラ勝ちに導いた。初球の低めの変化球を捉え、97.1マイル(約156キロ)の打球で内野を破った。
地区制導入(1969年)以降のカージナルスの選手として、メジャーデビューから2試合以内でサヨナラ打を放ったのは、1985年6月22日のカート・フォードに次いで2人目だ。
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「正直、ただ打つ準備をして打席に向かっただけだよ」と、チームメイトとの祝福を終えたばかりのウェザーホルトは語った。
「自分の登場曲を口ずさみながら、ゾーンに入っていた。すごくいい精神状態だった。目の前の打席に集中して、チームの勝利に貢献するためにできることをやろうとしていた」
ウェザーホルトは試合の序盤と終盤の両方で得点に絡んだ。初回先頭で内野安打を放つと、二盗を決め、アレック・バーレソンの適時打で先制のホームを踏んだ。さらにバーレソンも好スタートで二盗を成功させ、ノーラン・ゴーマンのタイムリーでカージナルスは初回に2-0とリードを広げた。
先発のマイケル・マグリービーも好投を見せた。右腕は6回96球を投げ、無安打、5三振、2四球を記録。2018年7月23日のメジャーデビュー戦でレッズ相手に7回無安打を記録したダニエル・ポンセ・デレオン以来、シーズン初登板で6回以上のノーヒット投球を見せた最初のカージナルス先発投手となった。
カージナルス打線は八回裏、イバン・エレーラの鋭い適時二塁打とバーレソンの犠飛で2点を追加した。しかし4-0で迎えた九回、試合は急激に崩れ始めた。
開幕戦でも不安定だったマット・スバンソンが、この日も3失点を喫して降板。さらにライアン・スタネクがニック・フォルテスに適時打を許し、試合は4-4の同点となった。
九回裏にカージナルス打線が三者凡退に終わると、スタネクは延長十回、タイブレークの自動走者を返され、レイズに5-4と勝ち越しを許した。
しかしカージナルスは開幕戦同様、すぐに反撃した。ジョーダン・ウォーカーが先頭で四球を選び、続くビクター・スコット二世が送りバントを決め、ウォーカーと自動走者ネイサン・チャーチを進塁させた。ウェザーホルトは1死二、三塁の好機で打席に立った。
ウェザーホルトはスコットの送りバントについて「何度も見てきたし、彼が得意なプレーの一つだ。兄弟みたいな存在だし、なんでもできる選手だ。一緒に同じフィールドに立てるのは本当に楽しい。最高の場面を作ってくれた」と語った。
カージナルスは、このトッププロスペクトの才能だけでなく、その自信も高く評価している。ウェザーホルトはすぐに戦力になれると自覚しており、メジャー10打席目でも臆することはなかった。
「どんな場面でも動じることがない。そこが彼の素晴らしいところだ。物怖じしないし、長く現役を続けていくのに非常に向いている性格をしている。見事な打席がいくつかあった。あの場面でも、自分を見失わずに試合が求めているプレーを正確に実行してくれた。完璧だったよ」オリバー・マーモル監督は語った。
完璧なスタートを切ったルーキーの勢いを借りて、カージナルスはスイープを狙う。