今年初め、音楽グループ「ジョナス・ブラザーズ」はマスターカードと提携し、がんと闘う人々を支援する新曲とそのミュージックビデオを発表した。Stand Up to Cancer(SU2C=がんに立ち上がれ)のアンバサダーとして、「I Can’t Lose(負けない)」という曲を通じ、がんと闘ったすべての人々への敬意と克服の喜びをたたえ、この活動への認知をさらに高めた。
25日(日本時間26日)、トロントのロジャースセンターで行われたワールドシリーズ第2戦の五回終了後、ジョナス・ブラザーズはその「I Can’t Lose」を披露。メジャーリーグの主要イベントにおける恒例行事である「Stand Up to Cancer」セレモニーの一環で行われた。
マスターカードと連携した「Stand Up to Cancer」の場内セレモニーは、2009年から継続して行われている。選手、審判、監督、コーチ、そして観客まで。会場の全ての人が、がんと闘ってきた人々、今も闘っている人々、そして亡くなった人々をたたえるメッセージボードを掲げた。
ブルージェイズの強打者ジョージ・スプリンガーは祖父母に、ブラディミール・ゲレーロJr.はスペイン語で祖母を意味する「Abuela」と記したボードを掲げた。ドジャースのムーキー・ベッツのボードには「Ron」と書かれていた。スタンドでは、多くのファンが「Survivors(生存者たち)」「Those We Lost(亡くなった人々)」「Loved Ones(愛する人たち)」といった手書きのメッセージを掲げ、会場全体は静まり、敬意に包まれた。
恒例のメッセージセレモニーに続いて、センター付近の特設ステージに立つジョナス・ブラザーズがパフォーマンス。ファンに囲まれながら、がんサバイバーである父のケビン・ジョナス・シニアを称えるボードを掲げ、「I Can’t Lose」を熱唱した。
こんな日が突然やってきて(When I get a day like this, it hits without a warning)それでも気持ちを切り替え、前を向く(Brush it off, and shake my attitude)負けられない(I can't lose)君がそばにいれば( When I'm with you)僕にすべてをくれる( You give me everything, everything that I need)**笑顔を絶やさず進むために必要なすべてを……( Everything that I need to keep smiling through …)
アトランタで開催されたオールスターゲームで初公開された「I Can’t Lose」のミュージックビデオは、単なるパフォーマンスではない。ジョナス・ブラザーズのファンたちが撮影現場に招かれた。それぞれの闘病について話した後、本人たちと対面するというサプライズが用意されていた。
ミュージックビデオの後半では、がんサバイバーの人々が闘病の先で迎えた、人生の特別な瞬間を取り上げている。結婚式の日を迎える若い女性や、30歳の誕生日を迎える女性。娘の結婚式で踊る母親と、もうすぐ祖母になると知らされた女性。一人ひとりが、愛する人々とともにその瞬間を祝福している様子が描かれる。
SU2C公式サイトによると、1100人以上の著名人がアンバサダーとして参加しており、多くがテレビ放送や啓発活動を通じてこの運動を支えている。
「Stand Up to Cancer」は、革新的ながん研究を推進し、新しい治療法をより早く患者に届けることを目的とした取り組み。設立以来、自らの研究支援によって生まれた新たながん治療法のうち、複数が米食品医薬品局(FDA)の承認を受けたことを発表している。
MLBとその30球団はSU2Cの創設支援者であり、がん研究プログラムを継続的に支援している。詳細はこちらより。
