ホワイトソックスがトレードで剛腕ヒックスを獲得

複数のマイナー選手や後日指名選手を含むトレードが成立

February 2nd, 2026

1日(日本時間2日)、ホワイトソックスはレッドソックスとのトレードが成立したことを発表した。ホワイトソックスはマイナー右腕のゲージ・ジールと後日指名選手1人を放出。その対価として、剛腕ジョーダン・ヒックス、マイナー右腕のデービッド・サンドリン、さらに後日指名選手2人を獲得した。

なお、ヒックスは2年2500万ドル(約37億5000万円)分の契約が残っており、このうち800万ドル(約12億円)はレッドソックスが負担する。

トレードの詳細
ホワイトソックス獲得:右腕ジョーダン・ヒックス、右腕デービッド・サンドリン(レッドソックス8位の有望株)、後日指名選手2人、金銭
レッドソックス獲得:右腕ゲージ・ジール(ホワイトソックス14位の有望株)、後日指名選手1人

現在29歳のヒックスは昨季ジャイアンツとレッドソックスで合計34試合に登板し、防御率6.95を記録。ラファエル・デバースの電撃トレードの際、交換要員の4人のうちの1人としてジャイアンツからレッドソックスへ移籍した。ジャイアンツに在籍した1年半では、登板した42試合のうち29試合に先発したが、レッドソックス移籍後の21試合はすべてリリーフ。かつて剛球リリーバーとして活躍した時期もあったが、レッドソックスでは防御率8.20と結果を残せなかった。

ヒックスとともに移籍したサンドリンは、トレード後に更新された球団別の有望株ランキングでホワイトソックスの14位にランクイン。元々はレッドソックスの球団8位の有望株だった。ホワイトソックスはルイス・ロバートJr.を放出したことで2200万ドル(約33億円)分の資金を浮かせることに成功しており、ヒックスを獲得した今回のトレードにもその一部が充てられた。

ホワイトソックスが放出したジールは22歳の右腕。元々はホワイトソックスの球団14位の有望株だったが、トレード後はレッドソックスの20位にランクインしている。2024年ドラフト4巡目指名でヤンキースに入団し、昨夏のトレードデッドラインで外野手のオースティン・スレイターとの交換でホワイトソックスに加入。昨季はマイナー3階級合計で22試合(うち21先発)に登板し、7勝6敗、防御率4.12を記録した。

今季のホワイトソックスは優勝争いを目指しているわけではないが、興味深く積極的なオフシーズンを過ごしており、ブルペンも着実に強化されている。クローザー候補としてセランソニー・ドミンゲスを獲得したほか、新戦力のショーン・ニューカムとクリス・マーフィーもブルペンの一角を担う可能性があるとみられる。