ホセ・アルバラードは、2026年もフィリーズのブルペンに戻ってくる。
球団は5日(日本時間6日)、来季(2026年)の900万ドル(約13億8500万円)の球団オプション(球団による契約延長権)を行使したと発表した。フィリーズのデーブ・ドンブロウスキー編成本部長は10月の時点で30歳のアルバラードが残留する見込みを強く示唆していた。
「アルバラードがチームに戻らないとしたら驚くよ」と話していた。
アルバラードは今季28試合に登板し、4勝2敗、防御率3.81を記録。ただし5月には、MLBの禁止薬物規定違反で80試合の出場停止処分を受けたのが大きな問題となった。8月下旬に復帰したものの、左前腕の張りで負傷者リスト入りし、シーズンを終えた。
このため、ポストシーズンでは登板資格がなく、フィリーズにとって痛手だった。
それでもドンブロウスキー編成本部長は、アルバラードへの信頼を崩さなかった。禁止薬物に頼らずとも球速とパフォーマンスは維持できると何度も述べ、アルバラードがそれらを服用したのは減量目的だったと説明している。
「健康面は問題ない。来季に向けて必要な医療的ケアはすでにすべて受けており、その点は良好だと思っている。大丈夫だろう。今季は1年を通して厳しい状況だったが、そこにもう一度立ち返るつもりはない」
アルバラードのシンカーは、開幕から出場停止前最後の登板となった5月16日までで平均99.3マイル(約160キロ)。8月20日の復帰後から負傷者リスト入りまでの期間は平均98.3マイル(約158キロ)だった。
フィリーズがアルバラードと契約延長したのは自然な判断だ。球団が、禁止薬物使用による出場停止が今後のパフォーマンスに影響しないと見ているなら、なおさらだ。エリート級の救援投手は希少でアルバラードの状態が整っているとき、野球界でも有数の終盤のリリーバーである。出場停止前は20登板で防御率2.70、20回で25三振、4四球としていた。
2026年のブルペンに守護神ヨアン・デュラン、左腕のマット・ストラームとタナー・バンクス、右腕のオライオン・カークリングとともに加わる。
