ロッキーズ新先発陣、早くも「良いチームの雰囲気」作り出す

February 14th, 2026

左腕ホセ・キンタナは、話すこと、聞くこと、そして実演することが大好きだ。そのため、ロッキーズのキャンプに出現した「アイデア工場」にうまく溶け込んでいる。

スプリングトレーニングに合流してからの2日間、ロッキーズの先発ローテーションに新加入したキンタナは、アロン・ライヒマン投手コーチや捕手陣、そして話す意欲のあるあらゆる投手と、グラウンド上で熱心かつ活発に議論した。昨季の43勝119敗という成績からチームを立て直す方法を見いだすには、多大な協力が必要となる。

「助けになる準備はできている」と37歳のキンタナは語った。8球団でメジャー通算383試合(先発357試合)、ポストシーズン10試合(先発8試合)に登板してチームに加わったベテランだ。

「昨季の出来事は過去のことだが、その屈辱は分かっているはずだ」

34歳の右腕マイケル・ロレンゼンは、6球団で395試合(先発119試合)に登板し、ポストシーズンにも6試合出場している。1月に契約し、その後、他の選手たちが続いた。

「最初は僕が狂っているように見えただろうから、ほかの選手はそれほどおかしいとは思われなかったのかもしれない」とロレンゼンは笑いながら話した。「ロッキーズは投手獲得に少し積極的になっているのかもしれない。それは良い兆候だ」と続けた。

10日にロッキーズと契約した36歳の右腕、菅野智之は、別の意味でキャリアが豊富だ。昨季はオリオールズで新人だったが、その前に日本プロ野球・巨人でスターとして12シーズンを過ごしている。

「キンタナについては素晴らしい評判しか聞かない」とロレンゼンは語った。「菅野の獲得は最高だった。菅野の方から歩み寄ってきて、僕が大学米国代表だった時に対戦したと言い、『その時からずっと見ていた』と言ってくれた。これがチームに良い雰囲気を作り出している」とコミュニケーションを明かした。

キンタナとロレンゼンはメジャー在籍期間が長く、クアーズフィールドの恐ろしい話を耳にし、実際に目の当たりにしてきた。野球熱の高い日本でもロッキーズの評判は知れ渡っており、菅野は昨季、オリオールズでア・リーグ最多の33本塁打を浴びている。しかし今オフ、コロラドから声がかかった際、誰も背を向けなかった。

クアーズフィールドが投球するのに魅力的な場所になったわけではない。これまでのロッキーズのフロントがFA市場から撤退し、主にプロスペクトの育成やトレードによるチーム作りを選んだのには理由があった。全盛期を迎えようとしている投手、高額契約に値する実力と若さを兼ね備えた投手がコロラドに行き着く可能性は低い。

しかし、ポール・デポデスタ編成本部長は、カイル・フリーランド、ライアン・フェルトナー、アントニオ・センザテラらのベテラン勢に加わる経験豊富な先発投手を求め、見つけ出した。

「FA選手に接触した際、実際に契約した選手たち以外にはそれほど声をかけなかった」とデポデスタ本部長は語った。「最初に確認したことの一つは『クアーズフィールドだが……大丈夫か?』だった」と交渉の場面を振り返る。

「すると『ああ、問題ない。ただ行って戦うだけだ』と返ってきた」

ロッキーズがクアーズで投手を成功させるのに苦労してきた歴史から、誰も目を背けてはいない。実際、新加入の選手たちが他球団で直面した苦闘こそが、魅力の一部だ。

キンタナは2021年、エンゼルスと1年800万ドル(約12億2000万円)で契約したが、左肩の炎症に苦しみ、3週間離脱した。最終的に不振に陥り、救援へ配置転換された。24試合(先発10試合)に登板して0勝3敗、防御率6.75という成績は、徹底的な研究と大幅な変更、そしてドミニカ共和国でのウインターリーグ参加につながった。ベテランとしては異例のことだ。21年以降の先発100試合で、543回1/3を投げ、四球184に対し421三振を記録している。

「その変化が私のキャリアをずっと良くした。自分のことをもっと知るようになった。当時よりずっとね」とキンタナは語った。

「投球について話すのが好きだ。常に学びたいし、聞くことも好き。近年、野球は変化しているし、新しいことを教えてくれる新世代の選手たちもいる。実に素晴らしい」

ロレンゼンは先発を希望しているが、ローテーションの座を失うこともあった。それでも忍耐強く続けてきた。菅野は日本で2つの最高投手賞と3度のMVPを受賞しているが、昨季は低迷したオリオールズで、それ以外は堅実なシーズンを送りながらも、本塁打を浴びやすかった課題を修正しようとしている。

「僕たちは多くの失敗を経験してきた」とロレンゼンは語った。

「球界で最低の投手だった時期もあったが、そこから抜け出し、その後に成功することができた」と失敗から学ぶ姿勢を継続している。