右ふくらはぎの張りで負傷者リスト(IL)に入っていたフアン・ソトが、22日(日本時間23日)の本拠地で行われるツインズとの第2戦から復帰予定であることをメッツのカルロス・メンドーサ監督が明かした。
15試合を欠場していたソトは、復帰後しばらくは休養日や指名打者(DH)での起用を織り交ぜながら、慎重にコンディションを管理していく方針だ。
主砲を欠いたチームは3勝11敗と大きく失速。21日(日本時間22日)の時点で2004年以来となる球団ワーストタイの11連敗中だ。
指揮官はソトの復帰について、「確かに大きな戦力だが、1人の選手にすべての重圧を背負わせることはできない。もちろんソトが打線にいる存在感は誰も否定しない。ただ、ソトが戻れば勝てる、といった期待をすべて背負わせるのは、ソトに対してフェアではない。お互いを信頼し、チームとして戦うことが大切だ。とはいえ、彼が加わることで確実にプラスになる」と強調した。
ソトは4月3日の負傷時点で、出場した全8試合で安打を記録し、打率.355、出塁率.412、長打率.516、1本塁打、二塁打2本と好調を維持していた。当時チームは4勝4敗だったが、その後はソト不在の中で3勝11敗と失速。打線はカーソン・ベンジやジャレッド・ヤング、MJ・メレンデスといった実績の少ない選手に頼らざるを得なかった。
なおソトはマイナーでのリハビリ出場は行わず、本拠地ででマイナー投手のライブBPを受けて実戦感覚を維持し、21日(日本時間22日)には走塁や守備練習もこなし、復帰に向けた最終チェックを終えた。
ソトはメッツ移籍1年目の昨季、160試合に出場し、43本塁打に加えてナ・リーグ最多の38盗塁。さらに127四球でメジャー全体トップに立った。2023年から2025年にかけては平均160試合に出場したタフな選手で、2021年以降は負傷者リスト入りもなかった。
その重要性を踏まえ、メッツは復帰後の起用を慎重に進める方針だ。守備での連続出場は当面避け、2試合連続で出場する場合は少なくとも1試合をDHで起用。右ふくらはぎへの負担を抑えながら、段階的に試合勘を取り戻させていく。状態が整えば、徐々に左翼での先発出場も増やしていく見込みだ。
メンドーサ監督はソトの起用について、慎重な姿勢を見せる。
「状態を細かくチェックして、柔軟に対応していく。もし2、3試合続けて走塁が多くなるようなら、調整も必要になる。ただ、それはソトが出塁して得点につながっているということでもある。状況に応じて判断していくが、同時に賢く起用しなければならない」と語った。
試合前、フアン・ソトは復帰の喜びと、連敗中にチームを支えられなかった悔しさを口にした。
「こうしてフィールドに戻ってこられて本当にうれしい。これが自分たちの仕事だから。皆と一緒にプレーして、このゲームを楽しむためにやっているんだ。連敗を外から見るのは本当にきついし、居心地が悪かった。でも、自分たちの力は信じている。苦しい時期だけど、必ず抜け出せる」と前を向いた。
なお、ソトの復帰に伴い、メッツはツインズ戦後に捕手のヘイデン・センガーをトリプルAシラキュースへ降格。センガーは今季メジャーでの出場はなかった。
メッツはソトが最後に出場した4月3日のジャイアンツ戦(10-3)に勝利した時点で4勝4敗。その後3連勝と勢いに乗ったものの、そこから泥沼の11連敗で、一時はメジャー最下位タイにまで落ち込んだ。
