ジャスティン・バーランダーのコメリカ・パークでの復帰登板は、もう少し先になりそうだ。タイガースは4月4日(日本時間5日)、左股関節の炎症のため、元ア・リーグMVPでサイ・ヤング賞右腕を15日間の負傷者リスト(IL)に登録した。
この措置は4月1日にさかのぼって適用され、最短で4月16日に復帰可能になる。ただし球団は、状態や投球動作を慎重に見極めた上で復帰させる方針だ。
バーランダーは今季、2月にフリーエージェントで1年契約で古巣に復帰。3月30日のダイヤモンドバックス戦の復帰初登板は3回2/3を投げて6安打5失点と苦しんだ。股関節の違和感はこの登板中に発症したとみられる。
登板後、フォームの改善に取り組み、よりスムーズに本塁方向へ体を運ぶことを意識して調整を続けていたが、本人が負傷について言及することはなかった。
43歳右腕は「打者に見極めにくくするために、体の軸を保ちたい。(前回登板は)十分ではなかった。昨年のように何カ月も感覚を探すことにならなければいいが、できるだけ早く修正したい。分析担当からは球自体は悪くないと言われているし、修正に時間はかからないはずだ」と前向きに語っていた。
バーランダーは4日のカージナルス戦で先発できるか、前日に投球を行って最終確認したが、その後、タイガースは負傷者リスト入りを発表した。
本拠地開幕戦では、バーランダーが紹介されると大きな歓声が沸き起こり、さらに元同僚ブランドン・インジの始球式で捕手役を務めた際も、球場は熱狂に包まれた。こうした反応は、彼の復帰がデトロイトのファンにとってどれほど特別なものかを物語っている。また、先発登板への期待も高く、気温低下の予報にもかかわらず、チケットの売れ行きは好調だった。
代役として、右腕ケイダー・モンテロがトリプルAトレドから昇格し、シリーズ最終戦の先発を務める見込みだ。モンテロはもともと同日にマッドヘンズの一員としてシラキュース戦に先発予定で、ローテーション通りの登板となる。3月29日の今季初登板では、リーハイバレー戦で4回無失点、3三振と好投していた。
