日本のスター岡本、ブルージェイズと4年6000万ドル(約94億円)で合意(関係者取材)

January 3rd, 2026

日本の強打者、岡本和真とブルージェイズが、4年6000万ドル(約94億円)の契約で合意したと、MLB.comのマーク・フェインサンド記者が伝えた。

関係者によると、契約にオプトアウト(契約破棄)権は付帯しておらず、岡本は500万ドル(約7億5000万円)の契約金を受け取る。

球団はまだ正式に発表していない。

岡本は、日本プロ野球で最も由緒ある球団であり、日本のヤンキースとも称される巨人の最大のスターだった。

29歳の右打ちのコーナー内野手である岡本は、日本で6度オールスターに選出され、2020、21、23年にはNPBのセントラル・リーグで本塁打王に3度輝いている。22歳でブレークした2018年シーズンから6年連続30本塁打を記録。2023年にはキャリアハイの41本塁打を放った。

守備では三塁と一塁をこなすことができ、日本では両ポジションでゴールデングラブ賞を獲得(三塁で2度、一塁で1度)している。

2025年、岡本は一塁を守備中、打者走者と交錯して左肘を負傷し、69試合の出場にとどまった。しかし、その69試合で打率.327、出塁率.416、長打率.598(OPS 1.014)、15本塁打、49打点を記録した。

NPBでの11シーズン通算では、打率.277、出塁率.361、長打率.521(OPS .882)、248本塁打、717打点をマークした。

2023年大会で金メダルを獲得したワールドベースボールクラシック(WBC)日本代表でも活躍した。日本代表として出場した7試合で、打率.333、出塁率.556、長打率.722(OPS 1.278)、2本塁打、7打点を記録。そのうちの1本は、決勝の米国戦でカイル・フリーランドから放ったものだった。

岡本は今オフ、ポスティングシステムを利用した3人の日本人スターの1人だった。他にはヤクルトのスーパースラッガー村上宗隆、西武ライオンズのエース投手今井達也がいる。

巨人が選手をポスティングにかけることは珍しく、ましてや岡本のような全盛期のスター選手であればなおさらだ。しかし球団は、2026年にMLBでのキャリアを追求することを容認した。

岡本は、2024年から25年にかけてのオフシーズンに移籍した長年のエース菅野智之(オリオールズからFA)に続き、巨人からはここ2年でメジャーリーグに挑戦する2人目のスター。ただし、オリオールズと契約した当時35歳の菅野は海外FA権を行使しており、ポスティングシステムの対象ではなかった。

岡本クラスの巨人の打者がメジャーリーグに移籍するのは、2003年シーズンを前にヤンキースと契約した伝説的な松井秀喜以来となる。松井はメジャーでの10シーズンで175本塁打を放ち、2度のオールスター選出に加え、2009年にはニューヨークでワールドシリーズMVPに輝いた。岡本はその足跡をたどることになる。