数カ月の間、ブルージェイズが頼れるのは岡本和真(29)の映像だけだった。今、打撃練習やゴロ捕球を1週間見た後、ついに実戦の姿を初めて目にすることになる。
21日(日本時間22日午前3時7分)に本拠地でオープン戦の開幕を迎える際、岡本は三塁手として出場する見込みだ。状況が変わらず、天候の妨げがない限り、岡本はキャンプ序盤の以下の試合に出場する予定だ。
- 21日(同月22日午前3時7分)フィリーズ戦
- 23日(同24日午前3時7分)メッツ戦
- 25日(同26日午前3時5分)タイガース戦(ビジター)
- 26日(同27日午前3時7分)マーリンズ戦
岡本は、ブラディミール・ゲレーロJr.(26)らのチームメートよりも約1日早く、ワールドベースボールクラシック(以下、WBC)に向けて出発する予定だ。侍ジャパンは3月6日、東京ドームでチャイニーズ・タイペイとのWBC開幕戦を迎える予定だ。
岡本は前回王者の侍ジャパンで三塁手を務める。同代表がアメリカ代表に勝利した2023年の決勝は、最後の打席で大谷翔平(31)とマイク・トラウト(34)が対戦し、記憶に新しい球界屈指の名場面の1つとなった。岡本は日本の勝利に本塁打で貢献しており、母国の連覇に向けて再び活躍が期待されている。だがその前に、まずはオープン戦が控えている。
岡本にとってスプリングトレーニングで重要なこと
岡本は堅実な守備の評価を伴ってMLBに移籍したが、アーロン・ジャッジ(33)と同じ地区で三塁を守ることになる。
ジョン・シュナイダー監督とブルージェイズのスタッフがキャンプ序盤に焦点を当てるのはその点であり、岡本が自身のペースでプレーできるよう、適切に取り組んでいる。海外からの選手が新しい投手に適応する難しさはよく話題に上るが、守備面でも適応が必要だ。
「守備位置の深さ、試合のスピード、打者走者の一塁への到達、そしてより強く打たれた打球へのアプローチ方法だ」とシュナイダー監督は語った。
「それがキャンプで求めていることだ。カルロス・フェブレス三塁コーチは、岡本について非常に良い計画を立てている。遊撃でゴロを受けているのを見かけるかもしれないが、遊撃でプレーするわけではなく、それには理由がある。守備範囲を広げ、少し深めの守備位置でプレーさせるためだ」
これが三塁手の送球能力が重要となる理由だ。アディソン・バージャー(26)のように肩が強いほど、より深い位置で守ることができ、自身に時間的な余裕を作ることができる。
「岡本の肩は少し深めに守るのに十分すぎるほど通用すると感じている」とシュナイダー監督は語った。
岡本はキャンプ後半に一塁で1、2試合出場する可能性が高いが、大半は三塁となる。
ラインナップにおける岡本の適性
オープン戦での打順はそれほど重要ではない。しかし、岡本の打撃が最大の魅力であることは明らかであり、ブルージェイズは特にボー・ビシェット(27)が不在の状況で、それを最大限に生かす必要がある。
「岡本の素晴らしい点は、チームのアプローチに完全に合致していることだ。コンタクト能力があり、長打力もある」とシュナイダー監督は語った。
「重要なのは、それを発揮する場面を見極め、打線全体の中で自分の役割を理解することだ。チームとして考えると、岡本は打順の中軸に入るだろう。マウンドにいるのが右投手か左投手か、誰と対戦するかによって選手たちは打順を上下するが、強い打球を放ち、かつコンタクトできる能力こそ、岡本を獲得した理由だ」
ジョージ・スプリンガー(36)が1番打者であり、シュナイダー監督はゲレーロJr.を再び2番を打つよう説得したいと冗談を交えて語っているが、ゲレーロJr.が3番を最も得意としていることは誰もが分かっている。そのため2番打者の役割が注目されており、対戦相手に応じて、岡本は4番や5番とともに2番の候補となる。
開幕戦でトロントの地元ファンの大歓声の中、岡本が紹介されるまでまだ1カ月以上あるが、いよいよ現実味を帯びてきている。
