ダイヤモンドバックスのケテル・マルテが18日(日本時間19日)にアリゾナ・リパブリック紙で「休養日を取り過ぎてチームメイトやコーチをイラつかせている」と報じられたことについて、自分の思いを語った。
「自分以外のこと(意見や考え)は自分にはコントロールできない。でも、自分はいつもチームの勝利のために、チームメイトや周りを支えることを一番に考えている。批判は自分を奮い立たせるし、逆にやる気が出る」とマルテはスペイン語通訳兼コーチのロランド・バレスを通してコメントした。
マルテの休養日取得が注目されたのは2024年シーズンの最終週だ。ナ・リーグのワイルドカード争い中、シーズン最後の6試合を前に、マルテはロブロ監督にオフを希望した。結果、ジャイアンツ戦で敗れ、パドレス戦も2勝1敗でメッツ、ブレーブスと争っていたプレーオフの進出を逃した。
マルテは休養日の理由をこう弁明する。
「自分には必要で休み過ぎだとは思わない。過去にケガもあったし、コーチと話し合い、少しでも長く試合に出続けるためのもの」
今季はオールスター後にドミニカ共和国へ渡り、後半戦の最初の3試合を欠場している。チームがポストシーズン争いやトレード前の戦力維持に必死な中での欠場に、チームメイトの中には不満もあったという。
さらに、オールスター期間中にアリゾナ州フェニックスの自宅が空き巣に入られ、約40万ドル相当の財産が盗まれる事件も発生している。マルテは「旅行自体は事件前からの予定でしたが、事件のショックで(チームに)帰るタイミングを延ばしてしまった」と3試合欠場した理由を明かした。
「最初は木曜日に戻ってチームと練習するつもりだった。計画通りにできず、チームメイトや応援してくれるみんなに本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。正直、イライラもしてたし気持ちも落ち込んでいた。みんなに心から謝りたい」
批判記事が出た日、ダイヤモンドバックスはロッキーズに勝ったが、その後、3試合を落としている。USAトゥデイでも似た報道が出る中、遊撃手のジェラルド・ペルドモが試合後、マルテを熱く擁護する場面もあった。
報道や批判を収めるためにチームはこの日、マルテと指揮官が報道対応を行った。
ロブロ監督は「ケテルについて言えるのは、僕が知っていることだけ。素晴らしいチームメイトで、人間的にも素晴らしい。毎日全力でプレーして、ただ勝ちたいと思っている。それ以上の言葉は必要ないと思う。過去のことは置いて、今は勝つことに集中したい」と話した。
さらに「ポストシーズン争いに戻るため、チームみんなでいい野球をすることが大事。ここ数日は少し話が(試合の勝敗から)逸れたけれど、チーム一丸で戦っていきたい」と締めくくった。
