ブルージェイズ快勝、岡本16戦ぶり3号ソロ

3:31 AM UTC

ブルージェイズ10−4ダイヤモンドバックス】フェニックス/チェースフィールド、4月19日(日本時間20日)

目をこすったり、頬をつねったり、テレビを調整したりする必要はない。

シーズン序盤の苦境が続く中、切実に求められていた強力な打線の爆発により、ブルージェイズが快勝した。

8勝13敗としたブルージェイズの勝利で他にも重要な点がある。

1. BIG OAK:ビッグスイング

岡本和真(29)の打席での姿は、本来こうあるべきだ。 一回に2点二塁打を放つと、次の打席では本塁打。岡本が繰り出した無駄のない攻撃的なスイングこそ、ブルージェイズが求めていたものだった。

「外角への球に対しても、しっかり振り切れていた。球をより長く捉えられていた。本塁打は素晴らしいスイングだったし、四球を選んだ打席も良かった。状態は上向いており、あともう少し。兆候はあったが、今日は本当に良い日になった」とジョン・シュナイダー監督(46)は語った。

ここ数週間、岡本の多くのスイングは迷いがあるように見え、中途半端になっていた。新しいリーグの投手たちに適応しようとしている段階であることを考えれば、それは無理もない。道のりはまだ遠く、さらなる試練も待ち受けているが、今回のスイングは、この打線で岡本がどのような活躍ができるかを再認識させた。

2. POP:指導のもう1つの側面

昨季、デビッド・ポプキンズ(36)は、球界でも極めて珍しい存在となった。ファンにその仕事ぶりが支持され、広く知られる打撃コーチになったからだ。通常、コーチが日常の話題に上がるのは、悪いニュースがあるときだ。

今季の序盤は苦しい戦いが続いているが、こうした時こそ、指導の人間的な側面が重要になる。ポプキンズ打撃コーチがバイオメカニクスの背景を頼りに打撃を深く分析すべき時もあれば、一歩引くべき時もある。元選手であるポプキンズ・コーチは、その経験を糧にできる。

「何度も失敗したことで、選手たちが日々どのような経験をしているかを理解するための自覚と共感を得られた」と語った。「技術的な思考や身体的なことが役に立たないこともある。選手たちをリラックスさせ、状況を捉え直す手助けとなるような、精神的な要素の方が助けになる場合もある」と語る。

ポプキンズ・コーチは、指導者の道に進む前にマイナーリーグで3シーズン、独立リーグで数シーズンをプレーした。シュナイダー監督がブルージェイズ傘下で有望株ではなかった過去と同様にカージナルス時代のポプキンズ氏もそうではなかった。だが、その経験が自身の指導スタイルを築き、ブルージェイズが経験したばかりの苦境にどう向き合うかを構成している。

「何度も逆境を乗り越えなければならない。それを乗り越え、また経験し、再び乗り越える。その繰り返しだ」とポプキンズ・コーチは語った。「そうした乱高下を経験しなければ、選手たちと『つながる』ことはできない。言うまでもなく、私は1300ドル(22万6600円)の小切手のためにその乱高下を経験したが、選手たちは数百万ドル(数億円)がかかった状況でそれを経験している。それが共感を生む」

今、ようやく全員がひと息つき、打撃の細かな点に意識を戻すことができる。1つのビッグイニングも素晴らしいが、このチームには大型連勝が必要だ。


3.勢い・流れ:ケビン・ガウスマン

18日(日本時間19日)の無残な敗戦のあと、シュナイダー監督は、勢いは翌日の先発投手次第であることを全員に再認識させた。ケビン・ガウスマン(35)は19日(同20日)の勝利において多くをこなす必要はなかったが、6回2失点の投球でブルージェイズがマウンド上の投手に求めていた役割を全うした。

ガウスマンが第1球を投じる前に8-0となっていたため、全力で98マイル(約158キロ)を投じる必要もなく、少し力を抜いて投げているようにさえ見えた。この登板で防御率2.54となった。5年1億1000万ドル(約174億7900万円)の契約最終年を迎え、さらに進化を続ける35歳にとって、素晴らしいシーズン序盤の滑り出しとなった。

20日(同21日)の先発は、20回2/3を投げて防御率1.74、32三振を記録しているディラン・シース(30)だ。これは良い流れになりそうだ。