10日(日本時間11日)のブレーブス戦でメッツが勝利した直後、カーソン・ベンジ外野手(23)は最後のアウトを取ったボールをトゥルーイスト・パークのスタンドへ投げ入れた。
ブレーブスファンのリバー・カーさんが、そのボールを受け取った。当初は特別な意味を持つボールとは知らず、試合観戦の記念品を手に入れたことを喜んでいた。
しかし、ジョージア州アセンズへ車で帰る途中、カーさんと家族はSNSで「千賀滉大(33)のメジャー初セーブの記念球がスタンドに投げ込まれた」という投稿を目にした。自分たちが持っているボールこそ、千賀がメジャー初セーブを記録した際に使われた記念球だと、そこで初めて気付いた。
カーさんの叔父でメッツファンのリチャード・ミクルカさんもSNSに投稿し、千賀の記念球の所在を知っていると明かした。
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カーさんは「この先どうなるのか、まったく分からなかった」と振り返った。
翌11日(同12日)朝、ミクルカさんに電話が入った。家族と一緒にトゥルーイスト・パークへ戻り、千賀とベンジに会わないかという誘いだった。
カーさんの父親は朝、車のタイヤを新品に交換。その後、家族は1時間以上かけて再びアトランタへ向かった。球場では千賀とベンジがクラブハウスから姿を見せ、家族と写真を撮り、サインにも応じた。カーさんのいとこはベンジの野球カードを持参し、サインをもらった。
千賀のセーブはメジャー初。先発から救援へ配置転換された千賀は、右肩の張りで離脱しているデビン・ウィリアムズ投手(31)に代わり、事実上の守護神を務めている。
