【プールC】 日韓戦のプレビュー 強力打線が激突!

5:34 AM UTC

1954年までさかのぼる国際野球屈指のライバル対決が、日本時間7日に再び幕を開ける。韓国はチェコに11―4で勝利し、日本はチャイニーズ・タイペイに13―0で大勝。それぞれ初戦を白星で飾った。

 韓国はイ・ジョンフや同じくメジャーリーガーのジャーメイ・ジョーンズ、シェイ・ウィットコム、そしてKBO(韓国プロ野球)の若手スターであるキム・ドヨン、アン・ヒョンミンらが率いる強力打線が、日本の強力打線にも打ち勝つと期待しているだろう。

 しかし、前日のチャイニーズ・タイペイ戦で、大谷翔平率いる打線が大会新記録となる1イニング10得点を挙げ、なおもベンチには昨季45本塁打でセ・リーグMVPを獲得した佐藤輝明が控える日本に対しては、どんな攻撃力をもってしても追いつけないかもしれない。

以下は、日韓戦のプレビュー。

チーム状況:両チームとも好調を維持しており、1勝0敗で臨む。

予想先発:コ・ヨンピョ vs. 菊池雄星

韓国は、2015年からKBOで活躍するベテランを起用すると予想される。2024年こそ苦戦したが、コ・ヨンピョは昨季、KTウィズで11勝8敗、防御率3.30をマークして復活。優れた制球力が武器で9イニングあたりの四球は通算でわずか1.5個だ。ワールドベースボールクラシックでは前回大会のオーストラリア戦で4回1/3を2失点に抑えた。

日本も、ベテラン左腕の菊池で対抗する。花巻東高校で大谷の先輩だった菊池は、昨季は2度目のオールスターに選出され、178回1/3を投げて防御率3.99、そして自己最高のbWAR3.3(ベースボールリファレンス版勝利貢献の総合指標)を記録した。ワールドベースボールクラシック出場経験のない菊池は、オリックス・バファローズとのエキシビションゲームでは初回に3失点を喫したが、その後はチェンジアップが冴え、復調した。

井端弘和監督は「非常に気持ちの強い選手。自分のことではなく、チームのことを最優先して今もやってくれている」とベテラン左腕について語る。

何を懸けて戦うのか:オーストラリアが2勝0敗で同プール首位に立っており、この試合の敗者は苦境に立たされる可能性がある。この試合の勝敗が直結するとは限らないが、グループステージの残り試合での勝敗は大きな鍵を握る。

対戦歴:両チームはWBCでは多く対戦してきた。2006年大会では、韓国がプール1とプール2で日本に1点差で勝利(当時は複数のプールラウンドを行った)、準決勝では日本が韓国に6-0で完封勝利を挙げた。

2009年、両チームは5度対戦し、最初の4戦では2勝2敗と引き分けたものの、決勝では延長戦の末に5-3で日本が勝利した。

2023年の前回大会では、日本が13-4で大勝。ダルビッシュ有が勝利投手となり、大谷は2安打1打点、そして右翼手の近藤健介が二塁打、本塁打を放って3打点を挙げた。