無限の彼方へ!”バズバット”に力を借り今季最長6連勝

August 22nd, 2026

タイガース2-5ロイヤルズ】カンザスシティ/カウフマンスタジアム、8月21日(日本時間8月22日)

カイル・イズベルは、この一発を「無限の彼方へ」飛ばした。

プレーヤーズ・ウィークエンドに合わせてバズ・ライトイヤー仕様のバットを手にしたロイヤルズの中堅手は、五回にソロ本塁打を放った。この一打もあり、チームは今季最長となる連勝を6に伸ばした。6連勝以上を記録したのは、2025年5月3日から9日まで7連勝して以来となる。

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イズベルは今年のプレーヤーズ・ウィークエンド用に数本の特製バットを用意してもらい、その中からバズ・ライトイヤーのバットを選んだ。理由は、プロ入り後のキャリアの大半で「バズ」と呼ばれてきたから。ちなみに、由来は本人にもよく分からないという。中堅で何度もダイビングキャッチを決める姿が、空を飛んで仲間を守るヒーローをチームメートに連想させたのかもしれない。

「とにかく、あのバットを使い続けさせよう。彼こそが“ザ・バズ”だから」とビニー・パスクアンティーノは語った。

「たぶん、ひげが生える前についた愛称だろうね」とイズベルは笑顔で付け加えた。

Kyle Isbel wielding his Buzz Lightyear lumber.(Tanner Gatlin/MLB Photos)

イズベルの息子レインも『トイ・ストーリー』とバズ・ライトイヤーの大ファンだが、一番好きなスーパーヒーローはスパイダーマン。そのためイズベルは、翌22日にはスパイダーマン仕様のバットを使おうと考えている。

タイガース先発のトロイ・メルトンがカウント2-1から速球を投じると、イズベルは逃さず捉え、右翼席へ運んだ。スタットキャストによる推定飛距離は387フィート(約118.0メートル)。今季5号で、左足底筋膜炎により約2カ月離脱し、8月2日に負傷者リストから復帰して以降では2本目となった。復帰後は調子を取り戻すまで少し時間を要したものの、直近9試合のうち6試合で安打を記録している。

この日は本塁打に加え、八回にも適時二塁打を放ち複数安打を記録。九回に登板した救援のネイト・ピアソンに貴重な追加点をもたらした。ピアソンは先頭打者に二塁打を許し、2死から四球を与えて、オールスター選手のディロン・ディングラーを同点の走者として打席に迎えた。それでも鋭いカーブで空振り三振に仕留め、今季3セーブ目を挙げた。

この日、遊び心あふれる用具とともに登場した選手は、イズベルだけではなかった。カーター・ジェンセンも「Jensen」とあしらわれた特製バットを使用し、タイガースの救援左腕タイラー・ホルトンのカッターを中堅方向へ運んだ。スタットキャストによる推定飛距離443フィート(約135.0メートル)の今季17号だった。ジェンセンは、地元の小児病院の患者がデザインしたスパイクも履いていた。

ボビー・ウィット・ジュニアとマイケル・マッシーはプレーヤーズ・ウィークエンドを通じて、ロイヤルズの熱烈なファンであるサラ・ナウザーを紹介し、彼女が闘うALS(筋萎縮性側索硬化症)への理解を広げようとしており、2人とも、「Sarah’s Soldiers」(サラ・ソルジャーズ)のロゴと「Fight Like a Girl」のメッセージが入った特製スパイクとバットを使用した。

「MLBがこうした取り組みを認めてくれているので、彼女にエールを送りたかった。彼女はいつも僕たちを力強く応援してくれている。その恩返しとしてできることがあるなら、それは本当に大切なことだ。こちらから支援を返せる機会があるなら、ぜひ生かしたい」とマッシーは語った。