ラーズ・ヌートバー(28)は3月26日にセントルイスで行われるレイズとの開幕戦でカージナルスの左翼手を務めるのだろうか。ヌートバーは今後の見通しについて予想することを好まないが、かかとのケガからの復帰は大きく進展している。
2月にキャンプに合流して以来、100パーセントの力でバットを振り、ボールを投げている。しかし、全力でベースランニングをし、左翼の守備に就けることを球団に示す必要がある。ヌートバーはまだ直線を走っていない。
ヌートバーは昨オフの10月、アキレス腱が炎症や痛みを引き起こす原因となっていた両かかとを治療するため、手術を受けた。ヌートバーはこのケガがどのようにして起きたか分かっていない。通常の消耗が問題を引き起こしたと感じている。かかとのケガは、ベースランニングの能力と日常生活に影響を及ぼした。
ヌートバーは「構造的な損傷が見つかった時、シーズンに突入してしまうこと、そして回復にかかる時間が分かっていたため、かなり早く決断しなければならなかった」と語った。
「ワールドベースボールクラシック(WBC)と春季キャンプが控えていたため、簡単な決断だった。キャリアを考えると(手術を受けることが)最善だと思った」
残念ながら、ヌートバーは6日に東京ドームで開幕するWBCで日本代表としてプレーできるほど回復していない。チームの一員になれないことに失望している。2023年に日本代表のメンバーとして出場し、決勝戦で米国代表に勝利した。
ヌートバーは「これから始まる大会に出場できず、非常に残念だ」と語った。
「2023年大会の映像をいくつか見て、(チームの一員だったことを)思い出した。日本で飛行機から降りた時のことを覚えている。初めて見る光景で、本当に何を期待すべきか分からなかった。今は観客の立場になり、あそこにいられたらと願っているが、(手術を受けたことは)正しい決断をした」
ヌートバーが予定通りにレギュラーシーズンを開幕から迎えられれば、様々な面でカージナルスの力になるだろう。四球を選ぶ能力(2021年以降、四球率は12.8パーセントで16位)と強い打球を飛ばす能力がある。外野の全3ポジションでそれぞれ通算2桁本塁打を記録したカージナルスの選手は、スタン・ミュージアル、ウォーリー・ムーン、ランドル・グリチャックらと並び、球団史上4人しかおらず、ヌートバーはそのうちの1人だ。
オリバー・マーモル監督は「手術を受けたことで、ヌートバーは左翼でより良い動きができるようになり、より高いレベルでプレーし、より良い守備ができるようになっている。打線の本当に重要な部分を占めている」と語った。
サインチェがマイナー降格
MLBパイプラインによるとカージナルスの有望株ランキングで5位に入っている両投げのジュランジェロ・サインチェ(22)は、2日のマーリンズに3―2で勝利した後、マイナーリーグのキャンプに合流した。
オープン戦唯一の登板は2月25日のメッツ戦で、6―0で勝利した試合に右腕としてマウンドに上がり、2回無失点で2人の打者から三振を奪った。マーモル監督によると、マット・ピアポント投手ディレクターとロブ・サーフォリオGM補佐が、これからの2日間でサインチェに今後の計画を伝える予定だ。
メジャーリーグのキャンプ期間中、サインチェは試合、ブルペンでの投球練習、実戦形式の打撃練習において、右腕として大半の時間を過ごした。ブルペンでの投球練習では左腕でも投球した。
