【独占】苦戦続くヌートバー「一つのプランに徹した方がいい」

悔しい成績に「間違いなく改善できる」

September 23rd, 2025

ジャイアンツ5-6カージナルス】サンフランシスコ/オラクルパーク、9月22日(日本時間23日)

2025年のレギュラーシーズンも残り1週間。カージナルスのラーズ・ヌートバーにとっては、悔しい1年となった。22日(日本時間23日)終了時点で、打率.236、OPS.689でキャリア平均を下回っており、チームも77勝80敗と勝率5割に黄色信号が点っている。

この日は「1番・レフト」で先発出場し、5打数1安打、1四球、2三振。1死二塁の得点圏で迎えた第5打席では、外角低めの変化球に空振り三振した。

「フラストレーションがたまるシーズンになっているし、そのほとんどが自分のせいだ。今だから分かることではあるけど、もっと良い調整の仕方があった。今はそれに取り組もうとしているよ。努力が足りなかったというわけではないけど、今年は色々と新しいことに挑戦して、練習方法や調整も行ったり来たりしていた。間違いなく改善できると思う」

メジャー5年目のシーズンを迎えた28歳の外野手は、9月22日終了時点で今季はキャリアハイの131試合に出場。しかし、勝利にどれだけ貢献したかを示す総合指標のWAR1.3はデビューシーズンに次ぐ自己ワーストに低迷している。

「自分のアプローチを信じて続けることが大事だったんだけど、そこから外れてしまったのが良くなかったと思う。バッティングケージでいろんなことを試していたけど、それが逆効果になった気がする。一つに絞って、これまで通りの練習をしていた方が助けになったはずだ。いろんな考えに手を出すより、一つのプランに徹した方がいい」

シーズンの幕開けはむしろ最高だった。最初の10試合を終えた時は43打席で10得点、13安打、2本塁打、7四球。長打は少なかったが先頭打者としての役割を果たした。しかし、徐々に調子が下がり始めた。

「シーズン中にいろいろ試して、調子が良かった時のやり方に戻してみたりもした。ただシーズン中にそういう調整をするのは難しい。だからオフにしっかり取り組んで、うまくいった方法を土台にして、そこからさらに良くしていくつもりだ」

2026年の春には、ワールドベースボールクラシックが開幕する。前回大会ではメジャーでの経験をチームにもたらし、優勝に貢献したが、次回大会でまたメンバー入りする保証はない。

「(代表選出への意識は)少しはある。ただもっといいシーズンを送れていれば、気にする必要もなかったと思う。もちろんチャンスがあれば準備はできているけど、一番大事なのはここでしっかりプレーすること。それができれば余計な心配をしなくて済む。とはいえ、選ばれるチャンスがあるなら楽しみだし、期待している」

ヌートバーにとって、いつも以上に忙しいオフになりそうだが、日本を訪れ、自分がデザインされたマンホールを見に行く機会はあるのだろうか。本人は「コンディションを整えて、ベストの野球をすることが優先」としつつも「時間があれば訪れたい。日本にいる家族はもう(マンホールを)見に行ったんだ。実際に見ることができたらクールだね」と笑顔で語った。