【ブルージェイズ1-3ドジャース】トロント/ロジャースセンター、10月31日(日本時間11月1日)
ルイス・バーランドが歴史的な活躍をしている。
WS第6戦、七回にケビン・ゴーズマンからマウンドを引き継いだバーランドは、ポストシーズン単独最多登板タイとなる14試合目の登板を果たした。これで1997年のポール・アッセンマッカー(クリーブランド)、2017年のブランドン・モロー(ドジャース)と並ぶ快挙だ。
27歳の右腕は、ジョン・シュナイダー監督の期待に応え、七回をパーフェクトに抑えた後、八回の先頭打者ミゲル・ロハスもフライに仕留め、トロントのビハインドを2点に抑えた。
連投が続く中でも、バーランドはまったく疲れを見せず、七回には速球は98.1マイル(約158キロ)に達した。
第6戦で17球を投げたバーランドは、7月31日のトレードデッドラインでタイ・フランスとともにツインズから加入して以来、今シリーズで抜群の安定感を見せている。第7戦に登板すれば、単一ポストシーズン最多登板記録の更新も十分可能だ。14試合中9試合で無失点を記録しており、ブルージェイズのブルペンで最も信頼できる存在だ。
「本当に特別な存在だ。これほど多く登板させても、変わらず安定した投球を見せる選手はなかなかいない。トレード期限のとき、どうしても獲得したかった選手の一人だった」とシュナイダー監督は第4戦後に語った。
指揮官は、第7戦でもバーランドを登板させる可能性をほのめかし、試合後の質問にも「うん」とだけ答えた。
WSという緊張が多い試合中に、両チームのブルペンが互いに敬意を示す場面も見られた。第6戦ではブルージェイズのリリーフ陣(セランソニー・ドミンゲス、クリス・バシット、メイソン・フルハーティ、バーランド)が、家族の深刻な事情で離脱中のドジャース・リリーフ、アレックス・ベシアに敬意を表して帽子に「51」の数字を書いて登板した。ドジャースのリリーフ陣もシリーズを通して同様の行動をとっている。
第7戦では、マックス・シャーザーが先発としてマウンドに上がり、ブルージェイズの全投手陣が登板可能な状態になる見込みだ。シュナイダー監督は「登録されている全員が登板可能だ。場合によってはケビン(ゴーズマン)も投げるかもしれない。本当に総力戦になる」と語った。
さらに第7戦では、これまで達成できなかったワールドシリーズ初セーブのチャンスもある。第4戦でヤンキースを、第7戦でマリナーズを抑えたクローザー、ジェフ・ホフマンにとっては、ワールドシリーズを締めくくる絶好の場面となるかもしれない。
「トロントのためにワールドシリーズを決めることを意識したことは、もちろんあるし、最近はレギュラーシーズンのときよりももっと意識している」とホフマンは話した。
