1日(日本時間2日)、ジャイアンツは首位打者3度の好打者ルイス・アライズと1年1200万ドル(約18億5000万円)の契約で合意したと、関係者がMLB.comのマーク・ファインサンド記者に明かした。球団は身体検査の結果を待っており、契約を正式発表していない。
ジャイアンツは、カージナルスのブレンダン・ドノバン、カブスのニコ・ホーナー、ナショナルズのCJ・エイブラムスのトレードを検討していたと報じられている。しかし、トレード交渉は行き詰まり、方針転換してアライズを獲得。アライズはツインズ、マーリンズ、パドレスで通算7シーズンを過ごし、通算打率.317を記録している。
アライズは過去2シーズン連続でナ・リーグ1位の安打数を記録している。同じくかつての首位打者であるバスター・ポージーが編成部長に就任して以来、ジャイアンツはコンタクト力を重視してきた。
また、ジャイアンツは二塁が穴で、昨季は二塁手のOPSがMLB26位タイの.617にとどまった。アライズの加入で、三塁にマット・チャップマン、遊撃にウィリー・アダメス、一塁にラファエル・デバースを擁するスター揃いの内野陣は強化されるはずだ。
昨季、アライズはパドレスで154試合、打率.292、OPS.719、8本塁打、そして規定打席に到達した打者の中では最低の三振率3.1%を記録した。しかし、OPS+は自己最低の99に落ち込み、リーグ平均をわずかに下回った。
コンタクト力が持ち味の一方で、アライズは強烈な打球を打つことは稀だ。昨季のハードヒット率は、規定打席に到達した打者の中で最下位の16.7%。また、守備も弱点で、2023年以降のOAA(=Outs Above Average、平均よりどれほど多くのアウトを奪ったか)は、エイブラムスに次いでMLBワースト2位の-35と低迷している。パドレスではアライズは主に一塁を守っていたが、ジャイアンツは二塁に再転向させる計画だ。アライズば2023年以降、フルタイムの二塁手としてプレーしていないが、ジャイアンツはケーシー・シュミットやクリスチャン・コスを定期的に起用することで、アライズの守備力を補おうとするかもしれない。
シュミットはジャイアンツでの過去3シーズン、内野のあらゆる場所でプレーすることに慣れてきたが、アライズの加入によりシュミットはスーパーユーティリティーの役割を担うことになりそうだ。
アライズの契約は、2年契約で加入した外野手ハリソン・ベイダーに続き、ジャイアンツにとってはフリーエージェント野手補強の第二弾。また、投手陣はエイドリアン・ハウザー、タイラー・マーリー、サム・ヘンジス、ジェイソン・フォーリーと新たに契約を結び、戦力を強化した。
