マニー・マチャド、ブーイングを振り払う一振り

完封リレーでパドレス勝利

June 7th, 2025

パドレスは金曜日、ブルワーズとのシリーズ初戦に2-0で勝利。マニー・マチャドによる八回の本塁打がチームにとって貴重な追加点となった。

三回、パドレスは3本の単打で先制点を奪取。タイラー・ウェイドが先頭打者としてブルワーズ先発チャド・パトリックから内野安打で出塁し、マーティン・マルドナードの安打で三塁へ。ルイス・アラエスがレフト前にタイムリーを放ち、ウェイドが生還した。

両者無得点のまま八回、先頭打者のマチャドがグラント・アンダーソンからレフト方向に9号ソロをマーク。キャリア通算351本目のアーチで、リードを2点に広げた。

マチャドが打席に立つたびに、アメリカンファミリーフィールドに詰めかけた3万2,000人超のブルワーズファンは大ブーイングを浴びせた。

きっかけは、彼がドジャースに在籍していた2018年のナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦。ドジャースタジアムでの一戦で、ブルワーズの一塁手ヘスス・アギラールと衝突したことからミルウォーキーのファンから「嫌われ者」になった。

しかし、この因縁はむしろ、ブルワーズのパット・マーフィー監督によれば逆効果になっているようだ。

「彼にとっては、ある意味でモチベーションになっているのだと思う。彼は素晴らしい選手だし、どうやらうち相手にいい結果を出しているようだね」

一方、パドレスのマイク・シルト監督は、ブーイングとは関係なく、マチャドは勝負所で打ったり守備で好プレーを見せるクオリティを持った選手だと伝えた。

「マニーも人間だけど、気持ちを切り替えられる選手なんだ。レジー・ジャクソンの言葉を借りれば、『誰も知らないような選手にはブーイングなんてされない』ってことさ」と称えた。

マチャドは直近14試合で6本のホームランを放っており、そのうち4本は八回以降に飛び出したもの。この日の一発はまさに貴重な追加点で、終盤での勝負強さが光る。

また、この本塁打でマチャドは両リーグ通算の本塁打ランキングでトップ100入りを果たし、ディック・アレンと並んだ。木曜日に記念すべき350号を放った翌日に、さらなる記録更新となった。

「まるで子どもの頃の夢を生きてるようだよ。こういう選手たちの中に自分の名前があるなんて信じられないし、本当に身が引き締まる思いだね」と本人は語った。

「マニーはチームに大きく貢献しているよ」とシルト監督。「彼は常にいい打席を重ねているし、まさにMVP級の選手としてプレーしてくれている」

先発ランディ・バスケスは、四回2死までノーヒットピッチングという立ち上がりを見せるも、五回2死二塁の場面で降板し勝ち投手にはなれず。ワンディ・ペラルタが代わってマウンドへあがり、ブルワーズの主砲クリスチャン・イェリッチを空振り三振に仕留め、このピンチを脱した。

そのまま見事な投手リレーでゼロを積み重ね、最後はクローザーのロベルト・スアレスが今季20セーブ目(防御率1.91)を挙げ、投手5人による完封リレーで勝利をつかんだ。

これにより、パドレスは今季36勝26敗。同地区首位ドジャースとのゲーム差を1まで縮めている。

「5月は苦しい戦いだったけど、6月のスタートをいい形で切れてよかった」とマチャドは語る。

「僕たちが目指す場所に行くためには、チームとして成長し続けて、こういう試合をものにしないといけない。そういう積み重ねがタイトルにつながる。チームが一つになって、自分たち本来の野球をできているのは楽しいよ」