【マリナーズ1−4パドレス】サンディエゴ/ペトコパーク、4月14日(日本時間15日)
昨夏のトレード期限に大型トレードでパドレスが獲得し、移籍後2試合目の登板となったアリゾナでの試合でメイソン・ミラー(27)は2失点した。
8月5日のことだった。それ以来、ミラーは1点も許していない。ポストシーズン、ワールドベースボールクラシック(WBC)、そしてパドレス移籍後の28試合、すべてで無失点を継続している。
パドレスが勝利したマリナーズ戦。九回を三者凡退に抑えたミラーは、無失点記録を29回2/3に伸ばした。メジャーで継続中の記録としては最長。球団記録にも迫っている。
ミラーは、クラ・メレディスが保持する33回2/3という球団記録まで、「あと4イニング」に迫った。また、あと「1/3回」で球団2位のランディ・ジョーンズ(享年75)に並ぶ。多くのファンに愛されたパドレスの殿堂入り選手、ジョーンズは昨年11月に死去した。
「メイソン・ミラーがランディ・ジョーンズと並んで語られるのは喜ばしい」
クレイグ・スタメン監督(42)はパドレス在籍時にジョーンズと親交を深めていたため、感慨深げに語った。
「ジョーンズは球団史に刻まれる偉大な投手の一人。ミラーはそこに肩を並べている」
もちろん、ミラーは単に相手を無失点に抑えているだけではない。安打すらほとんど許していない。今季、ミラーとの27打席の対戦で安打を放ったのは、ルイス・アラエス(29)の1人だけだ。対戦した27打者のうち、20人を三振に仕留めており、奪三振率は74%という驚異的な数値を記録している。
14日(日本時間15日)、ランディ・アロザレーナ(31)やJ.P.クロフォード(31)が打ち返したように、相手打者が打球をインプレーにするのは極めて稀なケースだ。アロザレーナは右飛に倒れ、クロフォードは二ゴロ。ミラーはストライクゾーン低めへ逃げる2―2からのキレ味鋭いスライダーでルーク・レイリー(31)を三振に仕留めた。
「今夜は三振が1人だけだったね」とスタメン監督は冗談めかした。「調子が上がらなかったのかな。中3日で少しさびついていたのかもしれない。いや、ミラーは素晴らしい。九回にミラーが登板するのは、非常に心強い」と絶対的な信頼を口にした。
