「左腕キラー」復活の一発でカージナルス9連勝

May 13th, 2025

球団史上最長となる9連勝を達成したカージナルス。チームを勝利に導いたのは若き「左腕キラー」だった。

昨季、打撃でインパクトを残したカージナルスの遊撃手メイソン・ウィンは、ある発言で周囲を驚かせた。

「(サイ・ヤング賞左腕の)クリス・セールだとしても、右投手より左投手を相手にした方が良いね」と。実際、2024年に放った15本塁打のうち9本は左投手から記録している。

しかし今季のウィンはむしろ左投手を苦手としており、月曜日の試合前時点で26打数2安打、打率.077と苦戦していた。

そんな中、フィリーズ戦の七回に待望の一撃が出た。相手左腕マット・ストラムが投じた時速147キロの高めのストレートを完璧に捉え、左翼スタンドに飛び込む決勝ソロ本塁打を記録。打球速度は163.3キロ、飛距離は推定で115メートルをマークした。

この本塁打は、今季ストラムが初めて許した一発に。打球がスタンドに向かって飛び出した瞬間、ストラムは苦い表情を浮かべた。

ウィンはこの試合、フィリーズの先発左腕クリストファー・サンチェスに対して最初の2打席で無安打に終わっていたが、チャンスを逃さずに決定打を放った。ここからまた、「左腕キラー」の復活に期待がかかる。