【レッドソックス2-9ヤンキース】ニューヨーク/ヤンキースタジアム、8月29日(日本時間8月30日)
まだ長いイニングは投げられないものの、マックス・フリードの復帰はヤンキースにとって明るい材料だった。しかし、ジョージ・ロンバードJr.が序盤に負傷で交代し、勝利したものの不安の残る一戦となった。
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フリードは3回2/3・63球を投げて、3安打、1四球、4奪三振。三回にニック・ソガードのソロ本塁打を許したが、ヤンキース打線は13本の単打を重ね、序盤と終盤に得点を奪った。この変則ダブルヘッダー第2試合で勝利し、同地区のライバルとのシリーズを1勝1敗に持ち込んだ。
「終盤より序盤の方が間違いなくキレがあったが、再びマウンドに上がり、勝負の場に立てることができて良かった。何よりも、チームが勝利できたことが非常に大きい。それができて嬉しいよ」とフリードは語った。
これにより、この2チームによる今季の直接対決は6勝6敗となった。ポストシーズンのタイブレークを左右するシーズン勝ち越しは、あす決まる。ヤンキースはア・リーグのワイルドカード首位を巡る争いで、レッドソックスに3ゲーム差をつけている。
ロンバードは二回の打席でハーフスイングをした際、右膝を痛めたように見えた。その後も試合に残って単打を放ったが、四回に交代。ヤンキースによると、ロンバードはニューヨーク・プレスビテリアン病院で画像検査を受ける予定だ。
「少し見慣れない出来事だった。スパイクが地面に引っかかった状態で体を回そうとしたのかもしれない。おそらく、それが原因だろう」とホセ・カバイェロは予想した。
フリードは8月13日のシアトル戦での先発後、左肘の骨挫傷が再発したような感覚があり、離脱していた。今季前半には患部の状態を「奥で2つの骨がぶつかっているような感じ」と表現している。
ただ、残りのシーズンを離脱することなく投げ抜けることに関しては「非常に自信がある」と語った。
「試合前から状態は良かった。ただ1つの投球で少し違和感が出ただけだ。最後まで投げ切り、良い感覚で健康な状態で終えられた。これ以上のことは望めないよ」とフリードは振り返った。
それまでの18イニングでわずか1得点に抑えられていたヤンキース打線は、三回にロングリリーフのブライアン・ベヨから3点を奪った。ホセ・カバイェロが単打を放ち、二盗を決めると、ベン・ライスの適時打で生還。ルイス・ガルシアJr.が適時野選、ジャズ・チザムJr.が犠牲フライでそれぞれ打点を挙げた。
この日は打線が繋がり、先発全員が1得点ずつを記録した。八回に5点を奪う集中打を見せ、長打が1本も出ない試合としては1956年9月16日のクリーブランド戦(10得点)以来の最多得点となる9点を叩き出した。
「打線全体で多くの貢献が見られた。今日のダブルヘッダーで1勝を拾えたのは大きく、明日勝てれば非常に素晴らしいシリーズになるはずだ」とアーロン・ブーン監督は総括した。
