35歳のマンシーは過去2シーズンで出場数は173試合にとどまったが、健康であればドジャース打線の中心として欠かせない存在だ。今年は序盤に打撃不振だったが、4月30日以降の72試合では打率.268、出塁率.406、長打率.563、OPS+137(100が平均的な打者の指標)と好成績を記録。チーム内では大谷翔平(OPS+172)、ウィル・スミス(153)、フレディ・フリーマン(139)に次ぐ数字を残した。
マンシーが出場した試合ではチーム成績が60勝40敗だったのに対し、欠場時は33勝29敗だった。シーズン中には7月は左膝の骨挫傷、8月には右腹斜筋の負傷で2度、負傷者リスト入りしている。
守備では11失策し、守備指標「アウト上昇値」は「-6」とメジャー資格取得者の下位9パーセントに位置した。しかし、打線に与える影響や若手選手への指導面を考慮すれば、フリーエージェントとして失うよりもクラブオプションを行使して残す判断は妥当だ。
一方、29歳のベシアは今季、最も安定感のあるリリーフとして活躍。過去2年間で少なくとも400打席に対戦した左腕投手の中で、期待打率(.174)と三振率(33.4%)でともにリーグ3位の成績を残すなど、メジャー屈指の左腕ブルペン投手に成長している。
今季は68試合に登板し、防御率3.02を記録、5セーブを挙げ、リリーフ陣を支えた。ワールドシリーズでは家庭の事情で離脱した際も、チームにとって代替が難しい存在であったことが際立った。
