マンシー、満塁で勝負強さ発揮、延長10回サヨナラ打

August 12th, 2026

ロイヤルズ4−5xドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、8月11日(日本時間12日)

救援陣がリードを守れず、守備でも送球への持ち替えミスが出たが、ドジャースは粘り強く反撃。2夜連続で本拠地に「I Love L.A.」を響かせた。

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マックス・マンシー内野手(35)は延長10回、満塁からサヨナラ適時打を放ち、ドジャースを勝利に導いた。マンシーは前日の試合でも満塁で勝負を決定づける一打を放っており、2試合連続で満塁の好機に結果を残した。

一進一退の試合を制したドジャースは、ロイヤルズとの3連戦で勝ち越しを決めた。

デーブ・ロバーツ監督(54)は、最近の低迷を受けて選手により強い危機感を持ってプレーするよう求めていた。ドジャースはロイヤルズとの最初の2試合で、その姿勢を結果につなげた。

マンシーはチームの変化を振り返った。

「結果がすべてを物語っていると思う。全員が今日の試合に集中し、前日のことを翌日に引きずらないようにしたことが大きかった。自分も含めて、そうなっていた選手が多かった。毎日の結果を引きずって積み重ねてしまうとプレーが難しくなる。前に進み続けるしかない」

左肘の遊離体を除去する手術から復帰したブレイク・スネル投手(33)は、申し分ない投球を見せた。しかし、打線の援護は二回にムーキー・ベッツ内野手(33)が放ったソロ本塁打の1点だけ。スネルに勝敗は付かなかった。ドジャースは七回、アレックス・コール外野手(31)とテオスカー・ヘルナンデス外野手(33)の連続適時二塁打で一時勝ち越した。

右腕エバン・フィリップス投手(31)はトミー・ジョン手術から復帰後に安定感を欠いていたが、直近6登板は無失点。八回は先頭打者を三振に仕留めたものの、その後は1アウトも奪えなかった。ジャック・カグリオーン外野手(23)とサルバドール・ペレス捕手(36)の連続安打でロイヤルズに同点を許し、ロバーツ監督はフィリップスから左腕ジャック・ドライヤー投手(27)へ交代した。

続くカーター・ジェンセン捕手(23)のライナーを中堅アンディ・パヘス外野手(25)が捕球したが、グラブから送球する手へボールを持ち替える際にこぼして失策。その間にロイヤルズが勝ち越した。ドライヤーはマイケル・マッシー内野手(28)を三振に仕留め、1点差で切り抜けた。

ドジャースは八回、ベッツがこの日3本目の安打となる適時打を放ち、すぐに4―4の同点に追いついた。エドガルド・エンリケス投手(24)が九回を三者凡退に抑えると、ロイヤルズのネイト・ピアソン投手(29)も九回を三者凡退。試合は延長戦に入った。

延長10回表は、この日ドジャースで初登板となったセス・ハルバーセン投手(26)が無失点に抑え、サヨナラ勝ちの流れをつくった。十回裏は大谷翔平(32)がタイブレークの走者として二塁に入り、フレディ・フリーマン内野手(36)とカイル・タッカー外野手(29)が申告敬遠で歩いて満塁。マンシーがルーカス・アーセグ投手(31)の2ボール2ストライクからの速球を右中間へ運び、試合を決めた。

ロバーツ監督は、チーム全体でつかんだ勝利を強調した。

「選手たちが一つになり、出番が来た時に準備できていた。誰が出場するか、何番を打つか、誰が投げるかは関係ない。とにかく勝つ方法を見つけることが大事だ」

ドジャースは直前の9試合で8敗を喫し、その間には今季ワーストの7連敗もあった。本拠地ドジャースタジアムへ戻った選手たちは、ロバーツ監督が求めていた危機感を共有。低迷に過剰反応せず、状況を好転させるエネルギーへ変えようとしてきた。

7月29、30日(同30、31日)以来となる連勝を飾り、苦しい数週間から流れを変えるきっかけをつかんだ。

ベッツは、低迷中も普段通りの姿勢を崩さなかったと振り返った。

「誰も慌てなかった。ルーティンも変えなかったし、普段と違うこともしなかった。みんな球場に来て一生懸命取り組み、成功するためにできることをすべてやっている。それでも、うまくいかない時期はある。誰にでも起こることだと思うし、これで抜け出せていればいい」