ビッグ・トレインの背中を、マッド・マックスがついに追い越した。
マックス・シャーザーは8日(日本時間9日)、シチズンズバンクパークで行われた試合の六回に通算3516個目の三振を奪い、ウォルター・ジョンソンを抜いてメジャー歴代奪三振数で単独10位に浮上した。
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シャーザーはジョンソンを抜くまで、あと4三振としてこの日の先発登板を迎えた。ジョンソンは1907年から1921年までワシントン・セネタースでプレーし、1936年には第1回の殿堂入りメンバーに選出された。MLBの公式統計機関であるエライアス・スポーツ・ビューローによると、通算奪三振数は3515となっている。
シャーザーは初回、ナショナルズ時代の元同僚ブライス・ハーパーをカウント1-2からスライダーで仕留め、この試合最初の三振を奪った。三回にはギャレット・スタッブスを3球で追い込み、最後はカーブで空振り三振。五回にはブライアン・デラクルーズのハーフスイングを一塁塁審ブロック・バルーがスイングと判定し、通算3515奪三振でジョンソンに並んだ。
そして六回、シャーザーはカイル・シュワーバーから見逃し三振を奪い、節目の通算3516奪三振を記録。ジョンソンを抜いて歴代10位に浮上した。
シャーザーが歴代トップ10入りを果たした場所が、キャリアを通じて特に好成績を残してきたフィラデルフィアだったのも不思議な偶然だ。42歳の右腕はフィリーズ戦で通算255三振を奪っており、対戦した全チームの中で最多。また、シチズンズバンクパークでは通算116三振を記録し、2004年の開場以降、ビジター投手として最多となっている。
しかし、歴史的な三振を奪った後、シャーザーの投球は暗転した。トレイ・ターナーとハーパーに2者連続ソロを浴び、2-2の同点とされたところで、救援投手スペンサー・マイルズにマウンドを譲った。
シャーザーは現役投手の勝利数と奪三振数の両方で、元同僚ジャスティン・バーランダーに次ぐ2位につけている。輝かしいキャリアを終えてから5年後、クーパーズタウンに迎え入れられることを確実なものとする数字だ。
「彼の人柄を知り、普段の姿を見ていると、数字や奪三振、ワールドシリーズ、サイ・ヤング賞など、積み重ねてきた実績を忘れてしまう。今でも本当に、本当に競争心が強いからだ」と、ジョン・シュナイダー監督は試合前に語った。
「野球のどんな記録であっても、歴代トップ10というのは素晴らしいことだ。彼が成し遂げてきたことの、ほんのわずかな一部にでも関われるのは幸運だと思う」
シャーザーが次に追うのは、通算3534奪三振で歴代9位の殿堂入り投手ゲイロード・ペリーだ。8位には通算3554奪三振のバーランダー、7位には通算3574奪三振で同じく殿堂入り投手のドン・サットンが名を連ねている。
