MLBが3つの改革案 レギュラーシーズン154試合制、地区シリーズは7戦制に
上位シードに対戦相手の選択権 2029年導入を提案 MLBは選手会に新たなポストシーズン改革案を提示した。レギュラーシーズンを現行の162試合から154試合に短縮するほか、ワイルドカードシリーズと地区シリーズで上位シードに対戦相手を選ぶ権利を与え、地区シリーズを現行の5戦3勝制から7戦4勝制に拡大する内容だ。 MLBのグレン・キャプラン報道官は、今回の提案について「154試合制に戻せば、毎週1日の休養日を設けることができ、選手の健康面でプラスになる。同時に、注目度の高いチームや選手を全国に向けて紹介する新たなテレビ中継枠も設けられる」と説明した。 さらに「レギュラーシーズンを短縮することで、10月のポストシーズンをファンにとってさらに魅力的なものにできる。平日午後の試合を減らし、地区シリーズを長期化させ、最高の舞台で球界を代表する投手たちの投球を見る機会も増やせる。最初の2ラウンドで上位シードが対戦相手を選べるようになれば、注目を集めるストーリーが生まれ、既存のライバル関係はさらに激しくなり、新たなライバル関係も生まれるだろう」と語った。 上位シードが対戦相手を指名 短期決戦に新たな駆け引き 今回の改革案で注目されるのが、上位シードに対戦相手を選ぶ権利を与える新ルールだ。 ワイルドカードシリーズでは、各リーグの第3シードが第5シードと第6シードのどちらと対戦するかを選択する。第3シードは、地区優勝チームのうちレギュラーシーズンの成績が3番目に良かったチームに当たり、指名はレギュラーシーズン終了直後に行われる。 続く地区シリーズでは、各リーグの第1シードが、ワイルドカードシリーズを勝ち上がったチームの中から対戦相手を選ぶ。こちらはワイルドカードシリーズ終了後に指名する仕組みだ。対戦相手を選べるようになれば、上位シードは地区シリーズで強敵との対戦を避けられる可能性がある。一方、第3ワイルドカードで進出したチームにとっては、シード順位が低いことによる不利がさらに大きくなる可能性もある。 MLBは、この仕組みによってレギュラーシーズンの成績の重要性が高まり、ファンの関心を集めると見込んでいる。既存のライバル関係を深めるだけでなく、新たな因縁が生まれることも期待される。 指名されたチームにとっては、選ばれた理由そのものが発奮材料になる。対戦相手の選択が試合前から話題を呼び、ポストシーズンの新たな見どころとなりそうだ。 154試合制に短縮 毎週月曜日を原則休養日に MLBは2029年シーズンから、レギュラーシーズンを154試合制に戻すことを提案している。154試合制は、1904年から1960年にかけて、ほぼ一貫して採用されていた。試合数を減らすことで日程に余裕が生まれ、ポストシーズンの日程を柔軟に組めるようになる。 新たな日程では、原則として毎週月曜日を休養日とする。ただし、全国向けの独占中継枠として1~2試合を月曜日に開催する可能性があり、その場合、月曜日に試合を行うチームは同じ週の木曜日が休養日となる。祝日や一部の特別開催試合については、月曜日の休養日ルールを適用しない。 マイナーリーグでは、すでに月曜日を休養日とする日程が好評を得ている。日曜日のデーゲーム後に月曜日も休めるため、多くの選手が2日続けて休養を取れることが利点となっている。 休養日の増加は選手の健康維持につながるほか、選手の頻繁な入れ替えを抑える効果も期待される。ロースターの変動は、選手にとってもファンにとっても課題となってきた。MLBによると、2022~2025年のデータでは、休養日がある週のオプションによるマイナー降格などの手続きは、休養日がない週に比べて平均24%少なかった。週平均では、休養日がある週が1.45回、ない週が1.90回だった。 また、154試合制になっても選手の年俸は減額しない方針だ。一方、出来高ボーナスや契約オプションなどの条件については、試合数の減少に応じて調整する。 レギュラーシーズンは、休養日の増加によって現行より約1週間早く終了する見通し。一方、ワールドシリーズ第7戦の開催日は、現行日程より2日遅くなる程度にとどまる。各球団はレギュラーシーズン中に、同地区の各ライバル球団と1度ずつ、計4回の変則ダブルヘッダーを実施する案も盛り込まれた。 2029年は、MLBの次期全国メディア放映契約が始まる年でもあり、試合数の見直しは新たな放送体制の開始に合わせたものとなる。 地区シリーズを7戦4勝制に拡大 今回の提案には、2029年から地区シリーズを現行の5戦3勝制から7戦4勝制に変更する案も含まれている。 狙いは、154試合にわたるレギュラーシーズンで実力を示したチームが、リーグ優勝決定シリーズへ進出しやすくすることだ。短期決戦特有の偶然性を抑え、シーズンを通じて安定した成績を残したチームが勝ち上がる可能性を高める。 この変更により、ポストシーズンでは最大8試合が追加される可能性がある。休養日も増やすことで、試合中継の視聴率向上や放映権の価値向上につなげる狙いだ。 ポストシーズンの開始日をずらし、試合を分散させることも提案されている。これにより、1日に4試合が組まれる場合に生じている平日昼間の早い時間帯の試合を減らし、ファンが試合を観戦しやすい環境を整える。 また、リーグ優勝決定シリーズでは、第5、6、7戦の開催前に休養日を設ける案も示された。これらは、シリーズの勝敗が決まっていない場合にのみ行われる試合だ。 休養日を挟むことで、両リーグの試合が重なるのを避け、注目の一戦を単独で楽しめるようにする。さらに、エース級投手が登板できる可能性も高まり、大一番での投手戦にも期待がかかる。 レギュラーシーズンの試合数を減らして選手の負担を軽減する一方、ポストシーズンは試合数と観戦機会を増やす。今回の改革案は、選手の健康面への配慮と、放送・興行面の充実を両立させることを目指している。
【MLB労使協定】ロースター制度やFA取引の日程について提案
MLBは新たな労使協定の締結に向けた交渉が続く中、8月27日(日本時間28日)にMLB選手会へ複数の提案を行った。 この日の議題は選手の移籍や登録手続きが中心だった。ロースターの頻繁な入れ替えを減らし、選手がメジャーで年間を通じて定まった役割を担う従来の仕組みを取り戻すことに加え、ロースターの見通しを立てやすくして、シーズン中とオフシーズンの双方でファンの関心を高めることが目的となっている。 提案には、週単位のロースター制度、ルール5ドラフトの変更、シーズン終了後の「クワイエット・ピリオド」とオフシーズン中盤の「フローズン・ピリオド」を含む新たな移籍日程などが盛り込まれた。いずれもサラリーキャップと最低総年俸制度の導入を前提としている。 「サラリーキャップと最低総年俸(サラリーフロア)制度を導入すれば、選手とファンのために野球をより良くする新たな可能性が生まれる。ロースターの安定性を高め、優秀な選手をより早くメジャーへ昇格させ、オフシーズンの動きを加速できる。現在の制度のままでは、こうした変更は戦力均衡を大きく損なうため、現実的ではない」とMLB広報担当のグレン・キャプリンは語った。
- 【解説】資金力=成功で良いのか?MLBの「戦力均衡」問題 MLBによるこの日の主な提案は以下の通り。
九回に一挙6点で大逆転、フィリーズが9連勝
【カージナルス4-6xフィリーズ】フィラデルフィア/シチズンズバンクパーク、8月23日(日本時間8月24日) 八回までは、本拠地連戦の最終日にフィリーズの連勝が止まるかに見えた。しかし、土壇場の猛攻で全てを覆した。 九回2死から、エドムンド・ソーサが走者一掃の3点二塁打で1点差に詰め寄ると、ブライアン・デラクルーズのタイムリーで同点に。最後はカイル・シュワーバーが逆転のサヨナラ2ランを放ち、相手守護神ライリー・オブライエンから一挙6点で大逆転劇を完成させた。
「マッド・マックス」シャーザー、歴代10位となる3516奪三振達成
ビッグ・トレインの背中を、マッド・マックスがついに追い越した。 マックス・シャーザーは8日(日本時間9日)、シチズンズバンクパークで行われた試合の六回に通算3516個目の三振を奪い、ウォルター・ジョンソンを抜いてメジャー歴代奪三振数で単独10位に浮上した。
【トレード】エンゼルスがトレード市場の主役に?売り手球団の動向は
タイガースがトレード市場で「買い手」と「売り手」のどちらになるのか、球界全体がその決断を待っている。一方、今年のトレード期限に大きな影響を与える可能性があるもう一つの球団が、エンゼルスだ。 複数の関係者によると、エンゼルスのジョン・モゼリアク暫定GMは、今季限りで契約が切れる選手だけでなく、遊撃手ザック・ネト、先発投手リード・デトマーズ、ホセ・ソリアーノについても「交渉に応じる用意がある」という。
ブルワーズは積極補強に動く? メッツの戦略は? トレード期限を巡る疑問に回答
トレード期限まで1週間を切り、メジャー各球団は短期、長期の双方を見据え、最善の選択を探るために協議を重ねている。 すでにレッドソックスが左腕コネリー・アーリー(24)をナショナルズへ放出し、内野手カーティス・ミード(25)を獲得する注目のトレードが成立した。市場は動き始めている。 一方、補強に動くのか、主力選手を放出するのか、現有戦力を維持するのか、方針を決めきれていない球団も多い。残り6日間でさらに多くの動きが予想される。
トレードで新天地のユニホームを着る可能性が高い20選手
例年であれば、8月3日(日本時間4日)のトレード期限まで残り2週間を切った段階でどの球団が売り手に回る予定であるか、より明確に把握できている。 もちろん、2026年は例年とは異なる。 信じられないことに、23日(同24日)を迎えた時点で24球団がポストシーズン進出圏内から6.5ゲーム差以内という十分に手の届く範囲につけている。今後の10日間の推移次第で、これらの球団の一部が確実に売り手に回る決断を下すものの、現時点でエンゼルス、アスレチックス、ジャイアンツ、メッツ、ロッキーズ、ロイヤルズの6球団のみが、ほぼ間違いなく売り手と見なされる状況にある。
【分析】プレーオフ争いの各球団、トレード期限に向けた最大の補強ポイントはどこか
今年のトレード・デッドラインは8月3日米東部時間午後6時(日本時間4日午前7時)に設定されている。今季も投手市場が主役となる見込みだ。 優勝争いを続けるほぼすべての球団が、投手補強を必要としており、先発投手の補強に動くチームもあれば、ブルペン強化を優先するチーム、あるいはその両方を狙う球団もある。 一方で、野手の補強需要も決して小さくはない。打者市場は各球団の補強ポイントによって動きが分かれるが、打線のテコ入れを検討するチームも多い。 7月を迎える時点でプレーオフ圏まで4.5ゲーム差以内につける24球団を対象に補強ポイントを整理する。 ※成績・順位は月曜日時点。
【トレード期限】残り5週間!大激戦の市場動向と注目ポイントを徹底解説
トレード期限まで残り5週間余りとなった時点で、ワイルドカード争いから大きく離れたチームはごくわずか。24日時点で、23球団はプレーオフ争いに残っていると見られ、最大でもプレーオフ圏内まで4ゲーム差しかない。トレード期限は10月の戦いに向けてチームを強化する機会になり得る。 買い手、売り手になりそうなのはどのチームなのか。最近アメリカのソーシャルメディアRedditで、全国担当シニア記者のマーク・フェインサンドがファンからの質問に答えた。 2026年トレード期限:8月3日午後6時(米東部時間)|8月4日午前7時(日本時間)
デバース、チャップマン、アダメスはトレードされるのか…?
今夏のトレード市場において、最初の公式な売り手が名乗りを上げたようだ。 ジャイアンツは他球団に対し、トレード交渉に応じる姿勢を伝えている。複数の情報筋によると、サンフランシスコは多くのベテラン選手が移籍可能であることを各球団に通知しており、そのリストにはラファエル・デバース(29)、マット・チャップマン(33)、ウィリー・アダメス(30)らが含まれている。
マンフレッド・コミッショナー、労使協定交渉開始に向けた初期提案について語る
MLB(メジャーリーグ機構)とMLBPA(MLB選手会)が本格的な労使交渉を開始するための初期提案を交換してから1週間後、MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは、リーグが提案したサラリーキャップ(チーム総年俸の上限)とサラリーフロア(最低年俸総額)の制度が選手の給与を削減するという考えに反論した。 MLBPAのブルース・マイヤー暫定専務理事は、もしMLBの提案が2026年に導入されていれば、選手たちは5億ドル(約750億円)以上の損失があっただろうと述べた。マンフレッド・コミッショナーはその主張に強く反対した。 3日(日本時間4日)、マンフレッド・コミッショナーはオーナー会議での記者会見で、「私たちの初期提案は、契約の最初の1年目に、メジャーリーグの選手たちが2026年よりも多くの資金を稼ぐことができるよう明確に構築されました。誰かがそれ以外のことを示唆しているとすれば、それは単に正確ではありません」と反論した。 MLBの初期提案にはサラリーキャップとサラリーフロアが含まれており、どの球団も上限を超えることは許されず、全球団が下限を順守することを求められている。 2027年のサラリーフロアは1億7120万ドル(約256億8000万円)に設定され、フロアを満たすために12球団が合計で6億1700万ドル(約925億5000万円)の年俸総額を増やす必要がある。2027年のサラリーキャップ案は2億4530万ドル(約367億9500万円)となり、8球団が合計で5億7800万ドル(約867億円)の年俸総額を削減する必要がある。 チームの年俸総額が上限や下限のルールに収まっているかを判定する際は、現行のぜいたく税(CBT)と同じ基準。つまり、純粋な選手の給与だけでなく、球団が負担する福利厚生費(年金や保険など=2027年は1球団あたり約2300万ドル=約34億5000万円になる見込み)も含めた総額で評価される仕組みだ。 MLBPAは新協定の一部としてサラリーキャップ制度に同意しないと繰り返し主張してきた。しかし、マンフレッド・コミッショナーは交渉プロセスによってほぼすべての問題が流動的になると指摘した。 同コミッショナーは「お互いに提案を出し合うのが交渉というものです。仮に私が『最低年俸の引き上げには絶対に応じない』と言ったとしても、選手会が『分かりました。それで結構です』とすんなり納得するわけがありません。今回は、機構として最大のビジネス上の課題を解決するための提案を行いました。この問題をクリアにすることは、オーナーだけでなく選手たちにも非常に大きなメリットをもたらすと信じています」と語った。 MLBのCBT(ぜいたく税)は全30球団を公平な競争条件に保つように設計されたが、マンフレッド氏は約20年前に導入されて以来、望ましい影響をもたらしていないと認めた。 過去10年間、MLBのレギュラーシーズンとポストシーズンは大規模市場のチームに支配されており、リーグ優勝決定シリーズ進出チームの約80%、ワールドシリーズ進出チームの85%、そして優勝チームの90%が、市場規模の上位15都市をホームにしている。
市場に残るオールスター投手、投手不足の2球団が注目
4月中旬に質の高い先発投手を見つけるのは容易ではないが、ローテーションの補強を模索する2チームが、FA市場に残っている元オールスター右腕に注目している。 関係者によると、2012年のドラフト1巡目指名で2019年にはオールスターにも選出されたルーカス・ジオリト(31)に対し、カブスとパドレスの両球団が関心を示している。ただ、現時点でどちらかの球団が具体的な動きを見せる準備ができているかは不透明だ。 ジオリトはチャンスを待ちながらブルペンでの投球練習を続けており、最近出演したポッドキャスト番組「Baseball Isn’t Boring」では、肩の状態を維持するために1度の投球練習で75球を投げていると明かした。31歳の右腕がメジャーのローテーションに加わるには、契約後にキャンプのような調整を経てマイナーでの登板をこなす必要があるため、即戦力とはならない見込みだ。 メジャー71勝右腕がいまだにFAのままであることは、少々驚きを持って受け止められている。右腕は2025年、レッドソックスで26試合に先発し、145回を投げて10勝4敗、防御率3.41を記録した。しかし、今オフの市場では、レッドソックスとの2年総額3850万ドル(約61億1500万円)の契約を終えたジオリトが望む条件が提示されることはなかった。 「この数カ月は非常に奇妙だ。交渉が盛り上がったかと思えば、立ち消えになるような感じだった。自分の価値に近い条件でプレーしたいだけだ」とジオリトは番組内で語った。 カブスは、ケイド・ホートン(24)が右肘の手術で今季絶望となり、ローテーションに穴が開いている。左上腕二頭筋の張りを訴えて負傷者リスト(IL)入りしているマシュー・ボイド(35)は、次回のホームでの連戦中に復帰する見通し。エドワード・カブレラ(28)、ジェイミソン・タイヨン(34)、今永昇太(32)の後に続く予定だ。残る5番手の枠をハビアー・アサド(28)とコリン・レイ(35)で争う。アサドは13日(日本時間14日)に行われたフィリーズ戦で4回1/3を投げて9失点と打ち込まれた。レイは先週、今季初の先発登板で5回1失点だった。
過去の失敗を糧に GMが語る新天地移転と再建への戦略
25年前、アスレチックスは王朝を築く直前にあった。 強力な打線と勢いのある若手投手陣に率いられ、アスレチックスは2000年にア・リーグ西地区を制し、1980年代後半から1990年代初頭の“バッシュ・ブラザーズ”時代以来となるポストシーズン進出を果たした。ジェイソン・ジアンビがMVPを受賞し、ティム・ハドソンはサイ・ヤング賞2位、テレンス・ロングは新人王投票で2位に入った。 未来は明るいと、誰もがそう確信していた。 その後3年連続でプレーオフには進出したものの、チームの主力は毎年のように流出。ジアンビは2001年シーズン後にFAで移籍し、2002年にMVPを獲得したミゲル・テハダも2003年限りで退団。ハドソンは2004シーズン後にトレードされ、その2日前には2001年サイ・ヤング賞2位のマーク・マルダーも放出された。 2002年にサイ・ヤング賞を受賞したバリー・ジトはさらに4年間チームに残ったが、その後はジアンビやテハダと同様にFAで移籍し、巨額の契約を手にした。 三塁手エリック・チャベス(ゴールドグラブ賞3度受賞)のみが長期契約を結び、2004年シーズン前に6年総額6600万ドル(約99億円)の契約にサインした。チャベスは当時、ジアンビやテハダの流出に触れつつ、自分が残ったことを「消去法」と表現した。
村上、オープン戦1号「完璧でした」
ワールドベースボールクラシック(WBC)は村上宗隆(26)にとって失意の結果となったが、ホワイトソックス復帰初日は対照的な1日となった。 「完璧でした」 村上が振り返ったのは、五回にアスレチックスの右腕ルイス・モラレス投手(23)から放ったオープン戦第1号のソロ本塁打だ。試合はホワイトソックスが6−4で勝利した。オープン戦の結果が重視されることは少ないが、村上は26日(日本時間27日)にミルウォーキーで控える開幕戦に向け、状態を上げている。
【プールD】ベネズエラ3連勝、アクーニャJr.が打って走って躍動
【ニカラグア0-4ベネズエラ】マイアミ/ローンデポパーク、3月9日(日本時間10日) 試合開始前の時点で準々決勝進出が決まったため、ベネズエラの選手たちが11日(同12日)に行われるドミニカ共和国との直接対決を意識し始めるのは当然のことだったのかもしれない。 しかし、ロナルド・アクーニャJr.はそうではなかった。ワールドベースボールクラシックで無敗を維持したままドミニカ共和国との大一番に臨むために、目の前のニカラグア戦に集中していたのだ。
【プールD】イスラエルが2安打完封リレーで今大会初勝利
【イスラエル5-0ニカラグア】マイアミ/ローンデポパーク、3月8日(日本時間9日) イスラエルは今大会の初戦、ロナルド・アクーニャJr.やルイス・アライズ、エウヘニオ・スアレスといったスター選手を擁するベネズエラと対戦したが、2試合目は異なるタイプの対戦相手だった。
【プールD】ソトの本塁打でドミニカ共和国がオランダにコールド勝ち
<オランダ王国1−12ドミニカ共和国>米国マイアミ・ローンデポパーク 3月8日(日本時間9日) 試合前、マイアミの球場コンコースでは小さな行列が行進し、ドミニカ共和国ファンの士気を高めていた。プレイボールの声がかかる前から、すでに熱気は最高潮に達し、その盛り上がりは試合終了まで続いた。 ドミニカ共和国打線が爆発し、オランダ王国相手に4本塁打を放ち、最終的に12-1で大勝した。プールプレーでは、五回終了時点で15点差以上、もしくは七回終了時点で10点差以上の場合、コールド勝ちが成立する。フアン・ソトの本塁打が決勝点となり、大会ルールによって試合は七回で終了した。
【プールD】ベネズエラ2連勝、アライズが2本塁打を含む4安打5打点の大暴れ
【ベネズエラ11-3イスラエル】マイアミ/ローンデポパーク、3月7日(日本時間8日) ルイス・アライズが初戦で2打点を挙げたあと、ウィルソン・コントレラスはチームメイトの素晴らしさを世界に知ってもらいたいと思った。 「アライズは素晴らしい選手だ」とコントレラス。通算打率.317を誇る一方、通算本塁打はわずか36本というアライズについて「彼は間違った時代に生まれてきてしまったと言えるかもしれないが、素晴らしい打者であることは間違いない。それだけは言っておきたいんだ」と語った。
【プールD】オランダ劇的勝利、オルビーズが大会史上初のサヨナラ本塁打!
【オランダ4x-3ニカラグア】マイアミ/ローンデポパーク、3月7日(日本時間8日) 最初の8イニング、オランダ打線は得点圏で6打数ノーヒットに終わり、10残塁。チャンスを作りながらも、ニカラグアの投手陣からなかなか得点を奪えなかった。 しかし、オジー・オルビーズのひと振りがすべてのフラストレーションを打ち消した。痛恨の敗戦となるはずだった試合は、勝利のセレブレーションへと一変したのだ。 オルビーズはワールドベースボールクラシック史上初となるサヨナラ本塁打を放ち、ローンデポパークで行われているプールDの重要な一戦で、オランダを4-3の逆転勝利へと導いた。サヨナラ勝ちは大会史上10度目。そのうち4度はオランダによるもので、大会記録となっている。 「決して忘れないと思う」とオルビーズは自身の劇的な一打について語った。
「たった一球で火がつく」ドミニカ打線が終盤に爆発
【ドミニカ共和国12-3ニカラグア】マイアミ/ローンデポパーク、3月6日(日本時間7日) ワールドベースボールクラシック(WBC)初戦を前に、フアン・ソトはドミニカ共和国代表が「楽しんでプレーする」とコメント。それに対して「しかも、かなりにぎやかになるよ」とフェルナンド・タティスJr.は付け加えた。 その言葉通り…ではないだろうが、この日一番の快音を響かせ会場を盛り上げたのは、ジュニア・カミネロの一打だった。 レイズのスラッガーは六回に2ランを放ち、同点だった試合を動かした。これがきっかけとなり、ドミニカ打線が爆発。プール初戦を大量得点で飾った。
大会史上初:ドミニカ共和国のサンチェスが1イニング4奪三振
クリストファー・サンチェス(29)は、ワールドベースボールクラシック(WBC)デビュー戦のニカラグア戦に先発。初回に4人の打者を迎えた時点では、1イニングを投げ切れないかもしれなかった。しかし、この左腕がマウンドを降りる時、WBCの歴史にその名を刻んでいた。 サンチェスは大会20年の歴史で初めて1イニング4奪三振を記録した投手となった。それ以上に重要なのは、ニカラグアとの初戦でドミニカ共和国が大きな窮地に陥るピンチを脱したことだ。
オランダ代表ジョーンズ、父アンドリュー監督の期待に応え、3安打の活躍
3月6日(日本時間7日)に行われたワールドベースボールクラシック(WBC)開幕戦は、オランダ代表にとって家族の行事となった。 今夏米野球殿堂入りを果たすアンドリュー・ジョーンズは2006年、2013年大会に選手として参加し、そして今回大会では初めて監督として臨む。大会の前からほとんどの選手とは顔見知りだったが、その中には他の選手よりもずっとよく知っていた選手が一人いる。 知っているどころか、育てた選手だ。 アンドリューの息子ドリュー・ジョーンズは、2022年ドラフトでダイヤモンドバックスから全体2位指名を受けてプロ入り。MLBパイプラインの有望株ランキングでは球団16位に入るドリューは、まだハイAより上の階級には昇格していないが、オランダ代表に選出された。 「(父が)監督に就任するとすぐに、私に知らせてくれた。「『おい、もしプレーできるなら、ロースターに入れてやる』って。もちろん受け入れたよ。あとはチームの承認を待つだけだったけど、みんな100%賛成してくれたんだ」 ドリューを召集する選択は、開幕戦で早速報われた。オランダは開幕戦でベネズエラに2-6で敗れたが、若きジョーンズが2得点を叩き出す活躍を見せた。
死の組プールD初戦、ベネズエラがオランダに快勝
【ベネズエラ6-2オランダ】マイアミ/ローンデポパーク、3月6日(日本時間7日) 3年前、ベネズエラは1次ラウンドで無敗を維持。準々決勝でアメリカに敗れたが、4連勝でワールドベースボールクラシック(WBC)をスタートさせた。2026年大会も、似たようなスタートになった。五回に4点を奪い、マイアミのローンデポパークで行われたプールDの開幕戦でオランダに勝利した。
ベネズエラ代表チューリオ、左手打撲で開幕戦はスタメン外
ブルワーズのスター選手、ジャクソン・チューリオが左手の打撲により、ワールドベースボールクラシック(WBC)のオランダとの初戦スタメンから外れた。球団関係者によると、長期的な離脱につながる心配は「まったくない」とのこと。 チューリオは、ナショナルズとのエキシビションゲームで第3打席で左手へ死球を受け、軟部組織の打撲と診断された。翌日には状態が改善し、本人は初戦の出場を強く望んでいたが、チームは大事を取って先発起用を見送った。
ドミニカ代表のペーニャ、負傷離脱 ゴンサレスが追加招集
ドミニカ共和国代表は6日(日本時間7日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のロースターで、ジェレミー・ペーニャに代わり内野手エリック・ゴンザレスの登録を発表した。アルバート・プホルス監督が率いるスター軍団に、複数ポジションを守れるユーティリティー内野手が加わる。 ゴンザレスは同日、マイアミのローンデポ・パークで行われるニカラグアとの開幕戦を前にチームへ合流する予定だ。