ビシェットの契約が市場に与える影響は? エキスパートが分析
ボー・ビシェットがメッツと契約合意したとの驚きのニュースを受け、われわれはMLBインサイダーのマーク・ファインサンド記者にこれが残りのフリーエージェントとトレード市場にどのような影響を与えるか分析するよう依頼した。
カブスのブレグマン獲得が移籍市場に与える影響は?
10日(日本時間11日)、アレックス・ブレグマンがカブスとの契約に合意したことが明らかになった。カブスのブレグマン獲得はフリーエージェント(FA)市場とトレード市場にどのような影響を与えるのか。MLB.comのマーク・フェインサンド記者が分析する。
ブレグマン争奪戦の行方 古巣レッドソックスの対抗馬は?
アレックス・ブレグマンにとって、この冬はデジャブとなっている。 ブレグマンは残り2年8000万ドル(約125億円)のレッドソックスとの契約を破棄してフリーエージェント(FA)となり、1年前には得られなかった新しい長期契約を求めている。
進まないタッカー争奪戦 最大の大物はどこへ行く?
フリーエージェント(FA)市場が始まった11月上旬から、外野手カイル・タッカーは市場のNo.1選手と広く認識されてきた。では、1月の第1週になっても、タッカーが2カ月前と比べて契約に近づいていないように見えるのはなぜなのだろうか。 タッカーの市場は、少なくとも近年のトップFA選手の何人かと比べた場合、ゆっくりと進んでいる。ここまでで最大のニュースは1カ月前、タッカーがブルージェイズのフロリダ州ダニーデンにある選手育成施設を訪れたというものだった。そして、そのニュースから今に至るまで、いくつかの進展が見られた。
今井のアストロズ入りでFAドミノが始まるか
日本人右腕の今井達也がアストロズとの契約に合意したことを受け、MLBインサイダーのマーク・フェインサンド記者に、この動きが残りのフリーエージェント(FA)市場にどのような意味を持つのか解説を求めた。
村上の契約はMLB、そして他の日本人FA選手にとって何を意味するのか
村上宗隆のホワイトソックス入りのニュースを受け、MLB.comはMLBインサイダーのマーク・フェインサンド記者に、この契約の分析と、ホワイトソックスの今後の動きについて聞いた。 村上がホワイトソックスと結んだ2年3400万ドル(約54億円)の契約は、レッドソックスの左翼手、吉田正尚が3年前に結んだ契約(5年9000万ドル=約135億円)と比べ、期間は大幅に短く、平均年俸も低い。吉田のパワーが期待されたほどメジャーリーグで通用しなかったことを踏まえると、メジャー球団はNPBの打者に対して懐疑的になっているのだろうか? 各チームがNPBの打者に対して懐疑的になっているかは不明だが、これは各球団が、村上のようなタイプの打者に対して、少し慎重になっていると私は感じている。吉田は日本での7年間、高打率(.326)と高い出塁率(.419)を誇るエリート・コンタクトヒッターだった。当時、レッドソックスは「払いすぎ」だと見る向きも多かったが、吉田は村上よりもわずかに高い平均年俸で、より長期の契約を勝ち取った。
交渉期限が迫る中、村上に意外な球団が浮上(関係者取材)
村上宗隆は、岡本和真とともに、このオフシーズンにポスティングシステムを利用してMLB球団との契約交渉を行っている2人の日本人スター強打者のうちの1人だ。村上のポスティング交渉期限は12月22日(日本時間23日午前7時)に終了する。FA交渉の決着が目前に迫っている。MLB.comのマーク・フェインサンド記者とスコット・マーキン記者によると、期限が近づく中、ホワイトソックスは村上の陣営と「交渉中」の球団の一つだという。
キングがパドレスに復帰、投手市場の現状は
有力先発投手市場における2つ目のドミノが19日に倒れた。パドレスがマイケル・キングとの再契約を発表した。 ディラン・シースがブルージェイズと7年総額2億1000万ドル(約315億円)の契約で合意してから約3週間後、キングは3年総額7500万ドル(約112億5000万円)の契約でパドレスに復帰した。この契約には2026年と27年の両方に選手オプション(選手に契約延長の権利)が含まれており、同投手は1年後または2年後に再びフリーエージェントを試すことが可能だ。
交渉期限が迫る、村上の市場を読み解く
村上宗隆のポスティング期限である米東部時間22日午後5時(日本時間23日午前7時)が刻々と迫る中、日本の強打者を巡る市場は今週の時点で具体化していない。村上の市場動向や、どの球団が最も強い関心を持っているかに関する具体的なニュースは乏しく、25歳の強打者の現状を把握するのは困難だ。 ヤクルトスワローズでは試合数の約4分の3で三塁を守ったが、多くの球団は村上を一塁手とみなしている。村上のパワーは評価担当者から称賛されており、その多くが日本からメジャーに移籍しても通用する能力だと信じている。しかし、日本プロ野球での極めて高い三振率は、いくらか懸念材料となっている。
ビシェットは二塁起用に前向き、村上宗隆の交渉期限が迫る、ブレグマンの最新情報
オフシーズンが始まった時点では、ボー・ビシェットは市場に出ている遊撃手の中で「誰もが認める第1候補」とみられており、遊撃手を必要とする球団の間で争奪戦になる可能性があった。 だが、1月に近づくにつれて状況は少し変わってきた。ビシェット自身が売り込み方を変えたことが大きい。 関係者によると、オールスター2度選出のビシェットは、獲得を検討する球団に対し、二塁へのコンバートを受け入れる用意があり、実行できると伝えている。ビシェットが二塁を守ったのは、今年のワールドシリーズがメジャー初だった。 「球団側は彼を長期的な遊撃手とは見ていない。もしかすると2026年でも遊撃手として見ていない。そういう認識が本人に伝わったようだ」と別の関係者は話した。「守備位置を変更できる意思は、市場での評価を上げる要素になる」。
アロンソのオリオールズ移籍がメッツ、レッドソックスとFA市場全体に及ぼす影響
ピート・アロンソがオリオールズと条件面で合意に達したと報じられ、今後の市場にとってどういう意味を持つのか、MLBインサイダーのマーク・フェインサンド記者に聞いた。 アロンソがいなくなったことで、メッツはフリーエージェント市場で大きな補強に動くと誰もが見ています。どんな動きになると予想するか? メッツのデービッド・スターンズ編成本部長には、これから数週間で片づけなければならない仕事がたくさんある。アロンソがオリオールズに移籍し、ブランドン・ニモもトレードでレンジャーズへ移籍した結果、メッツは一塁と外野という毎日のラインナップの中核に補強ポイントを2つ抱えることになった。 一塁、三塁を守れる内野手のフリーエージェント市場でトップクラスの候補はアレックス・ブレグマンとエウヘニオ・スアレスだが、この2人はいずれも三塁手で、メッツのニーズにそのまま当てはまるとは言いにくい。最近ポスティングされた日本人スター内野手の村上宗隆と岡本和真が、一塁のフリーエージェント候補として浮上してくる可能性もある。
シュワーバー決着で、次の主役はアロンソか
カイル・シュワーバーがフィリーズと結んだ超大型契約が、2025年ウインターミーティング2日目のハイライトとなった。閉幕する時、その主役はピート・アロンソになるだろうか。 フィリーズと結んだ5年総額1億5000万ドル(約234億円)の契約によって、今オフ最大の長距離砲はフリーエージェント市場から姿を消した。各球団が2026年以降の戦力アップを模索する中で、その市場のトップにはアロンソが残っている。
ディアス、シュワーバーの契約がFA市場にもたらす影響は?
今オフのフリーエージェント(FA)市場の目玉だったカイル・シュワーバー(フィリーズと再契約)とエドウィン・ディアス(ドジャースと契約)の去就が決まった。このニュースを受け、MLB.comのマーク・フェインサンド記者に、これらの動きが移籍市場全体にもたらす影響を分析してもらった。 1) デビン・ウィリアムズと契約し、ディアスを失ったメッツは、ロベルト・スアレスのようなブルペンの要となる選手を新たに獲得するのだろうか? また、ピート・アロンソとの再契約の可能性は高まったか? メッツは明らかに終盤のリリーフ投手をもう1人獲得する必要があるため、スアレスも有力な選択肢の一つと言えるだろう。とはいえ、誰と契約するにせよディアスほど高額な契約にはならないため、アロンソとの契約再交渉に充てる資金は十分に確保できる。人気選手であるディアスとアロンソの両選手を失うことは、ファンにとって大きな痛手となるだろう。メッツとアロンソの契約は数年に及ぶ可能性が高く、情報筋によると、メッツはアロンソ一塁手との契約を3年以上延長することに躊躇しているようだ。
ウィンターミーティング開幕!5つの注目ポイント
ウィンターミーティングが開幕した。 週末から、早々と球団幹部や代理人たちが会場のフロリダ州オーランドに集まっていた。カイル・タッカー、カイル・シュワーバー、コディ・ベリンジャー、ピート・アロンソといったトップFA選手の話題が飛び交うだろう。 しかし、注目はそれだけではない。 自由契約選手が新契約を探し、球団がトレードの可能性を探る中、ロビーでは常に噂話が絶えない。ここからは、オフシーズン最大の1週間でチェックしておきたい5つのストーリーラインを紹介する。
今井達也の去就は? 先発投手FA市場、注目5投手の行方に迫る
今オフの先発投手市場は、ディラン・シースがブルージェイズと7年2億1000万ドル(約325億5000万円)で契約し、幸先の良いスタートを切った。この大型契約で注目株がひとり市場から姿を消したが、来週フロリダ州オーランドで行われるウィンターミーティングに向け、まだ有力どころの先発投手が複数残っている。 フリーエージェント(FA)市場に残っている注目の先発投手5人と、その去就の見通しを紹介する。
シュワーバーがレッズに?エンゼルスが日本人選手獲得? ベテラン記者が質問に答える
7日(日本時間8日)から始まるウィンターミーティングを前に、MLB.comのマーク・フェインサンド記者がファンからの質問に答えた。
デビン・ウィリアムスのメッツ移籍がリリーフ市場に与える影響は?
デビン・ウィリアムスがメッツと契約に合意したというニュースを受け、エドウィン・ディアスやメッツ、そしてリリーフ投手市場全体にどのような影響があるか、MLBインサイダーのマーク・ファインサンド記者が解説する。 1. メッツのディアス時代は終わりなのか、それとも“スーパー・ブルペン”結成か? ウィリアムスを獲得したからといって、メッツがディアス獲得レースから外れるわけではない。ただし、もしディアスが他球団に移籍しても代わりを務められる存在を確保した。さらに、ディアスが残留した場合でも、ウィリアムスはセットアッパーとして実績は十分。2020年には、ジョシュ・ヘイダーのセットアップとしてプレーし、トレバー・ホフマン賞(最優秀中継ぎ投手賞)を受賞。さらに2022年には同じ役割でオールスターに選出されている。 ウィリアムス本人はクローザー希望と思われるが、新契約は“クローザー並みの年俸”が支払われるため、八回か九回かという役割の違いはそこまで大きな要素にならないだろう。 メッツは昨季、ブルペン防御率3.93でリーグ9位(ディアスは66 1/3イニングで防御率1.63)。ディアスがFAとなる今オフ、メッツがブルペン市場で動くことは予想されていたが、複数の球団幹部によれば、メッツがリリーフ投手を最低2人は獲得するだろうと見られており、“スーパー・ブルペン”構想は十分あり得る。
全30球団のトレード候補選手
フリーエージェント(FA)市場の動きは鈍いものの、オフシーズン序盤の数週間でトレード市場ではすでにいくつか動きが出た。 ここまでのホットストーブをにぎわせているのは、2件の1対1のトレード。エンゼルスがテイラー・ウォードをグレイソン・ロドリゲスとの交換でオリオールズへ放出し、メッツとレンジャーズはブランドン・ニモとマーカス・セミエンをトレードした。 サンクスギビング(感謝祭)の週末を迎え、特に12月8日からフロリダ州オーランドでウインターミーティング(WM)が開催されることを踏まえると、そろそろ動きが本格化してきそうだ。 カイル・タッカー、コディ・ベリンジャー、ピート・アロンソ、アレックス・ブレグマンらトップFAの名前が見出しを飾ることになりそうだが、トレード市場も引き続き面白い状況になる可能性がある。年俸総額の削減を狙う球団もあれば、ロースター(メンバー構成)の穴を埋めるための手段としてトレード市場に向かう球団もあるだろう。 そうした前提を踏まえ、ここでは全30球団それぞれから、トレード候補となり得る選手を1人ずつ取り上げる。
セミエンとニモの大型トレードが市場に与える影響は?
メッツとレンジャーズによる、ブランドン・ニモとマーカス・セミエンの大型トレードは今後のトレード・FA市場にどのような影響を与えるのか? MLB.comのマーク・ファインサンド記者が4つの視点から分析した。
- 【関連】メッツ・ニモとレンジャーズ・セミエンのトレードを多角的に分析
FA市場をレベル別に徹底分析 今井は最上位5、村上&岡本は4
毎年、FA市場の選手を単純な順位ではなく「5段階」で分類して紹介している。2023年・2024年はレベル5に大谷翔平やフアン・ソトといった「超最上位グループ選手」がいた。今年は同格のスーパースターはいないものの、層の厚みは増しており、各球団の選択肢は広がっている。 以下は、今年のFA138選手をレベル別にまとめたもの。アルファベット順掲載で、年齢は2026年シーズン時点のもの。
村上宗隆ら日本人4選手をめぐる市場について分析
村上宗隆と岡本和真の両内野手に、今井達也と髙橋光成の両投手が加わり、今オフは4人の日本人選手がポスティング制度によるメジャー移籍を目指している。この4選手をめぐる市場について分析・解説する。
4人がQO受諾、その理由とFA市場に与える影響を考察
昨オフまでにクオリファイングオファー(QO)の提示を受けた144人のうち、受諾したのはわずか14人だけだった。ところが、今オフは提示を受けた13人のうち、トレント・グリシャム(ヤンキース)、ブランドン・ウッドラフ(ブルワーズ)、今永昇太(カブス)、グレイバー・トーレス(タイガース)の4人がQOを受諾して残留を選択。この状況に至った理由、そしてフリーエージェント(FA)市場に与える影響について考察していく。
FA市場の目玉、アロンソはどのチームにフィットする?
2025年シーズンが終わり、ストーブリーグが本格化する中、今オフにFAとなる注目選手の一部を詳しく見ていく。
- ピート・アロンソ
- ポジション:一塁手
- 所属:ニューヨーク・メッツ
- 2026年開幕時の年齢:31歳
- 2025年成績:162試合、打率.272、出塁率.347、長打率.524、OPS .871、38本塁打、126打点、87得点、OPS+ 144、WAR 3.6(ファングラフス)
- クオリファイング・オファー:なし ピート・アロンソにとって2度目のFAとなる今オフは、1度目よりも有利な状況となっている。 もちろん1歳年を重ねたが、2025年シーズンはより生産的だった。今回はクオリファイング・オファー(QO)が付かないため、昨年より多くの球団が獲得に乗り出す可能性が高い。2024年は34本塁打、88打点、OPS .788だったが、今年は38本塁打、126打点、OPS .871と巻き返した。 「アロンソは昨オフと比べて明らかに良い立場にいる。問題は、それがどの程度のものかだ」と、あるナ・リーグ幹部は語る。
次世代スターのキャロルとPCA、米国代表としてWBC出場表明
メジャーを代表する若手スターの2人がMLBアワードの場で新たなニュースを届けた。 コービン・キャロルとピート・クロウ=アームストロング(PCA)が、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国代表でプレーする意向を示した。すでに代表入りを表明しているア・リーグMVPのアーロン・ジャッジ、カル・ローリー、ポール・スキーンズとともに、マーク・デローサ監督のロースターに名を連ねる。 「チームにはエネルギーも若さも必要だ。右翼にはア・リーグMVPが立つけれど、若い力でホームランを狙ってほしい」とデローサ監督。 発表後、デローサ監督はキャロルとクロウ=アームストロングを壇上に呼び、『Team USA』のユニフォームを手渡して正式に迎え入れた。 指揮官はPCAに「ホームランダービーの時に話したけど、やっぱり呼ぶことになったね」と笑いながら話しかけた。 「『呼んでくれるならもちろんやります』って言ったけれど、国のためにプレーするのが一番ワクワクするし、カルやキャロル、ジャッジと一緒にプレーするのが楽しみ」と笑顔で応じた。
ブルワーズのアーノルドGMが2年連続で最優秀GM賞に選出
マット・アーノルドは昨年、年間最優秀GM賞(エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー)を受賞した際、キャリアを通じて支援してくれた多くの人々に感謝の意を表した。 どうやら、アーノルドの同僚たちは、ミルウォーキーのフロントオフィスに対するアーノルドの評価の欠如に異議を唱えたようだ。 そのため、アーノルドが13日(日本時間14日)に2度目の最優秀GM賞受賞者となったとき、1年前に起こっていた見落としを修正した。 「昨年は、ブルワーズのチームメイト全員に心からの感謝を述べてスピーチを締めくくりました。しかし、式典の後、彼らは私のスピーチで十分な愛情が与えられなかったと少し敏感になっていたようです。少し混乱して、メモ帳に戻って確認しました。メモ帳には、『君たちがいなければ、私がここにいる可能性はない』と書いてあり、強調点として『可能性はない』に下線を引いていました。ページ全体で下線を引いたのはこれだけでした。しかし、それだけでは十分ではありませんでした。ではブルワーズの皆さん、もしよろしければ立ち上がってください。ブルワーズのチームメイトたちに温かい拍手をお願いします。彼らにはそれに値します」と、アーノルドは今年のスピーチで語った。 ブルワーズのアシスタントGMであるマット・クライン、カール・ミューラー、ウィル・ハジェンズ、エグゼクティブアドバイザーのマット・クレンタック、選手育成・パフォーマンス担当上級副社長のキャム・カストロ、特別上級補佐のカルロス・ビヤヌエバ、研究・評価担当副社長のイーサン・ベインが立ち上がり、観衆から温かい拍手を浴びた。 「みんな大好きです。君たちがいなかったら、私はここにいませんでした。本当にありがとう」