ブルージェイズは28日、マックス・シャーザーを右前腕の腱炎と左足首の炎症により15日間の負傷者リスト(IL)に登録した。負傷者が相次ぐ先発ローテーションにとって、また一つ大きな痛手となった。
シャーザーは今季2度目の登板以降、右前腕に違和感を抱えており、その試合も予防的措置として途中降板していた。以降の4試合では、12回2/3を投げて19失点、6本塁打、7四球、6三振と不振が続いていた。
ガーディアンズ戦後、本人は不振の要因が前腕ではないと説明していたように、実際には左足首の状態がより深刻だったようだ。映像を確認したシャーザーは、着地する足をかばい、投球フォームに微妙なズレが生じていたことに気づいたという。
痛みをかばいながらの投球は、新たな負傷を引き起こす可能性もあるため、シャーザーは短期離脱を勧める首脳陣と医療スタッフの判断を受け入れた。
「自分でも状態が良くないのは分かっていた。投手コーチも同じように感じていたと思う。このまま投げ続けるべきではないと判断した。まだシーズンは4月で序盤。このタイミングでしっかり立て直したい」」とシャーザー。
シャーザーは今回の状態を「ダブルパンチ」と表現した。
どちらか一つだけなら投げ続けることもできたかもしれないが、2つの問題を同時に抱えたままシーズン序盤を乗り切るのは危険だと判断。現時点で追加のMRI検査は必要なく、抗炎症の注射も予定していない。まずは休養とリハビリに専念し、状態の回復を図る。
「ミネソタでの登板後、前腕が本当に心配で、翌朝も前腕のことばかり考えていた。でも検査してみたら前腕自体は問題なかったんだ。ただベッドから起き上がった瞬間、足の痛みで転びそうになった」
今回の負傷者リスト入りで、シャーザーは通算3500奪三振まで残りわずか1に迫ったところで足止めとなった。メジャーリーグ史上、この大台に到達しているのはわずか10人のみで、歴史的な節目目前での離脱となる。
右腕離脱で、ブルージェイズの先発ローテーションはまた一つ穴が空く。
コディ・ポンセは前十字靭帯(ACL)手術により今季絶望とみられ、シェーン・ビーバーは肘と前腕の問題から慎重に調整を続けている。さらにボーデン・フランシスも今年トミー・ジョン手術を受けたばかりだ。
一方で、トレイ・イェサベージは28日(日本事案29日)に2026年シーズン初登板を迎える見込み。また、その直後にはホセ・ベリオスも復帰予定だ。ベリオスは予定通りマイナーでのリハビリ登板を行い、球数をさらに増やす調整段階にある。そのため今回のローテーションでは、エリック・ラウアーが再び先発に回る可能性もある。
