【フィリーズ11-3メッツ】フィラデルフィア/シチズンズバンク・パーク、9月10日(日本時間11日)
メッツにとって、唯一の救いは試合前にあった。
ビジターチームのクラブハウスのテレビにはジャイアンツがダイヤモンドバックスに敗戦する様子が流れていた。その時点で、試合の結果に関わらず、ナ・リーグのワイルドカード争いで最低でも2ゲーム差を保つことができた。
しかし、楽しい時間はそこまで。
フィールドでは再び苦戦し、11−3で大敗した。8月のニューヨークで同じフィリーズをスイープ(3連勝)して以来、メッツは4勝9敗。6月21日時点で貯金21の絶頂からは31勝46敗と急降下し、メジャーリーグ4番目に低い成績に沈んでいる。
ジャイアンツ、レッズもワイルドカード争いで3ゲーム差以内に迫るが、両チームとも好調とは言えない。しかしメッツの低迷ぶりがそれを無意味にしているのが現実だ。
原因は明確ではないが、結果は明白だ。プレーオフ残留のためには、残り16試合の一戦一戦、より良いプレーが求められる。
先発クレイ・ホームズは最初の6打者のうち5人を出塁させ、2死球などで満塁のピンチも作った。ホームズはその後立ち直ったが、チームは反撃できず。カルロス・メンドーサ監督はホームズを五回も続投させたが、2失点した後に2番手のグレゴリー・ソトをマウンドに送った。しかしソトも4失点で降板。八回には両チームとも11日のシリーズ最終戦に備え、レギュラーを休ませたが、この最終戦こそメッツにとって「必勝戦」になる。
残りの試合すべてが、まさに崖っぷちの戦いだ。
