メッツ、バレンタイン元監督の変装グッズを来場者プレゼント

4:51 AM UTC

球場で配られるプレゼントは、メジャーリーグ観戦の楽しみをさらに高めるものだ。各球団は、元選手、監督、アナウンサーらの球団史における重要人物に敬意を表す方法を工夫している。

メッツは5月29日(日本時間同30日)のマーリンズ戦の試合前にシティフィールドで、球団および球界の歴史において最もユーモラスな出来事の1つを記念する品を配布する。

それは、1999年の試合で退場処分を受けたにもかかわらず、「絶対にバレない」変装をしてダグアウトに戻り、処分に逆らったメッツのボビー・バレンタイン元監督(75)に敬意を表したサングラスと付け髭だ。

1999年6月9日、メッツは本拠地シェイスタジアムでブルージェイズと対戦した。3-3の同点で迎えた延長12回、バレンタイン元監督は一塁走者のシャノン・スチュワートが盗塁して得点圏に進むのを防ぐため、ピッチアウト(ウエストボール)を指示した。登板していたパット・マホームズが、捕手のマイク・ピアッツァへ投げた。

ピアッツァは前に出て二塁へ送球した。スチュワートは盗塁に成功したが、ランディ・マーシュ球審は、ピアッツァが送球の際に本塁の前に出すぎたと判定した。

バレンタイン元監督はこれに納得せず、ダグアウトから出て判定に抗議し、最終的に退場処分を受けた。

メッツの三塁手ロビン・ベンチュラと投手オーレル・ハーシュハイザーの勧めで、バレンタイン元監督は(ナイターにもかかわらず)サングラスをかけ、アイブラックのステッカーで作った付け髭を付けて戻ってきた。

その瞬間はそのバカバカしさから瞬く間に象徴的な出来事となった。メッツは5月29日(同30日)のシティフィールドで、先着1万5000人のファンが約27年後にそのジョークへ参加できるやり方で記念する。