コンフォートが開幕メンバー入り「あらゆる感情がよみがえった」

March 22nd, 2026

招待選手としてカブスのキャンプに合流した際、ベテラン外野手のマイケル・コンフォート(33)は、再び新人のような気持ちだと話した。定位置を争い、開幕メンバー入りを勝ち取る機会だった。

カブスからメジャー昇格を告げられた際も、コンフォートの気持ちに変わりはなかった。

コンフォートは22日(日本時間23日)、「まだ新人のような気分だった。前回、メジャー昇格を告げられたのは24歳の時でその時に似た感覚だった。興奮や安堵など、あらゆる感情がよみがえった。今は妻と2人の子供がいて責任もあるので当時とは少し違う。今は妻に『さあ、行くぞ。これで準備ができる』と伝えられる」と語った。

一方で、カブスの首脳陣はキャンプ終了を前にまだ整理すべき事項を残している。

コンフォートがメンバー入りした要因の1つは、鈴木誠也(31)が右膝を負傷したため開幕戦欠場が決まり、負傷者リスト(IL)入りする可能性があるからだ。鈴木はプレー中に着用できる特製のサポーターを装着して練習をしている。球団はアリゾナでのキャンプ最終盤の数日間で状態を見極め、IL入りが必要か最終判断を下す。

ジェド・ホイヤー編成本部長は22日(日本時間23日)、「いくつか決断を下さなければならない。24日にキャンプ地を発つ際、正確な状況を伝えられると思っていたが、救援陣と控え野手についてはまだ流動的な部分がある」と述べた。

【控え野手の状況】

一塁手のプロスペクトでMLBパイプラインの球団別ランキング7位のジョナサン・ロング(24)をマイナーキャンプへ戻した。ロングは一塁手のレギュラー、マイケル・ブッシュ(28)の控え候補だったが、チームはシーズン序盤に3Aアイオワで定期的に出場機会を得ることを望んでいる。

クレイグ・カウンセル監督(55)は「ロングへのメッセージは、試合に出てほしいということだ。メジャー昇格まであと一歩だ。若手選手がロースターから外れる際、こうした言葉をかけないことも多いが、ロングにはそう伝えた」と明かした。

右肩の問題で13日から試合を欠場していた招待選手のチャズ・マコーミック外野手(30)も、マイナースタート。マコーミックは22日に打撃練習を再開しており、カウンセル監督によると、3Aアイオワへ向かう予定だ。

キャンプに残る控えの候補はケビン・アルカンタラ外野手(23)、招待選手のディラン・カールソン外野手(27)、同じく招待選手のスコット・キンガリー内野手(31)となった。鈴木がIL入りを回避すれば、残る枠は1つ。IL入りした場合は2枠となる。

編成部門は、他球団の選手がウェーバーにかけられたり、契約破棄(オプトアウト)を選択する動きも注視している。内野と外野の両方を守れるスーパーサブのマット・ショウ内野手(24)のほかに、26人枠に予備の内野手をもう1人置くべきか検討している。

ホイヤー本部長は「層が厚ければ厚いほどいい。ユーティリティー性が高ければ高いほどいい」と述べた。

【救援陣の最後の1枠】

右腕のコービン・マーティン(30)とコリン・スナイダー(30)をマイナーキャンプに戻した。これにより、今春のキャンプで争われていた救援陣の最後の1枠の候補から、招待選手の2人が外れた。ともにメジャー経験があり、今季の救援陣の構想に入っている。

カウンセルは「2人が球団にいてくれてうれしい。開幕メジャーが確実な選手たちが健康を維持しているため、キャンプ終了時点でのチャンスは巡ってこなかったが、シーズン中には必ず出番があるはずだ」と語った。

開幕メンバー入りが確実な救援陣には、ダニエル・パレンシア(26)、フィル・メイトン(32)、ケイレブ・シールバー(39)、ハンター・ハービー(31)、ジェイコブ・ウェブ(32)、ホビー・ミルナー(35)、コリン・レイ(35)が含まれる。マーティンとスナイダーが外れたことで、残る1枠を争うのは右腕のハビアー・アサド(28)とベン・ブラウン(26)の2人となった。

ブラウンはオープン戦で好投し、アサドはメジャーでの実績がより豊富だ。2人とも複数イニングを投げる救援としてだけでなく、レイとともに先発投手のバックアップも務めることができる。

ホイヤーは「層を厚くするために全力を尽くしてきたし、それを頼りにすることになる。シーズンに入る前から分かっていることだ。どうなるかは分からなくても、そうなることは分かっている」と選手層の厚さに自信をみせた。