大谷翔平、日米通算300本塁打を達成

ドジャースはクアーズ・フィールドでの乱打戦を制す

June 25th, 2025

ロッキーズ7-9ドジャース】@デンバー/クアーズ・フィールド

大谷翔平はドジャースの強力打線を牽引する存在であり、たとえ一時的な成績の低下であっても目立ってしまう。大谷に要求される水準はほかの多くの選手よりも高く、5月にナショナル・リーグの月間最優秀選手に輝くなど絶好調だったが、6月に入ってからは打席での活躍が少し鈍っていた。

日本時間6月25日に敵地クアーズ・フィールドで行われたロッキーズ3連戦の初戦、大谷はリーグトップの27号アーチを放ち、日米通算300本塁打のマイルストーンに到達。これで2試合連続本塁打となり、チームも9-7で打撃戦を制した。六回に放った2ランは逆方向への一発となり、自身のパワーを証明したが、打者に有利なクアーズ・フィールドという環境もさらなる追い風となったようだ。

ロッキーズの本拠地であるクアーズ・フィールドの恩恵を受けるドジャースの選手は他にもいるはずだ。少なくとも3連戦の初戦はいいスタートとなった。

ムーキー・ベッツマイケル・コンフォートら6選手がマルチ安打を記録したドジャース。特にコンフォートは一挙6得点で逆転に成功した四回に勝ち越しの5号3ランを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。一方、スタメン9人中8人がヒットを放つなか、フレディ・フリーマンだけが5打数ノーヒットに終わった。

コンフォートは試合前時点で、今季わずか13打点だった。1試合に複数の打点を記録したのは今季初めてだ。

ベッツは6月7日以来となるマルチ安打を記録。直近14試合では打率.167と苦戦していたが、ようやく当たりが出始めた。

フリーマンは最近、「ここ6週間ほどはスイングの感覚が良くない」と話していたが、実際に打率も5月11日時点の.376から今日の試合が終わった時点で.315まで大きく低下。ベッツやコンフォートのように、打者有利と言われるクアーズ・フィールドで復調のきっかけをつかむことが期待される。

好調を取り戻すのは一夜にしてできるものではない。しかし、クアーズ・フィールドの環境を生かすのは、ドジャースの各打者にとって、いい一歩となるだろう。

なお、ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、六回に27号2ランを放って5打数1安打2打点。2試合連続アーチで日米通算300本塁打を達成し、今季の打撃成績は打率.289、OPS1.014となっている。