【カブス2-3レッズ】シカゴ/リグレーフィールド、8月4日(日本時間5日)
トレード・デッドラインで加入したばかりのマイケル・ソロカだが、そのデビュー戦は悔しい幕切れとなった。
違和感を覚えたのは二回。タイラー・スティーブンソンに投じた直球がきっかけだった。なんとか二回を投げ切るも、そこで降板。クレイグ・カウンセル監督は、ソロカが負傷者リスト入りする予定だと試合後に明かした。
「マイケルのことを思うと、非常に残念だ。違和感だけで、数週間で治る程度だと願っている。今は様子を見るしかない。さらなる情報を待たなければ、何とも言えない段階だ」と説明した。
カブスはソロカを獲得するため、外野手クリスチャン・フランクリンと内野手ロニー・クルーズの有望株2選手をナショナルズへ放出していた。
すぐにローテーションに加えつつ、状況に応じて複数回を投げるブルペン要員としても起用可能という目論見だったが、そのプランは早くも崩れた。地区首位を快走する好調ブルワーズと3ゲーム差という状況の中で、大きな痛手となる。
「まだまだシーズンは残っている。このチームの終盤戦で重要な存在になりたい。復帰に向けて、できる限りのことをするよ」とソロカは語った。
負傷の程度はわからないため、近いうちにチームのメディカルスタッフから診察と検査を受ける予定。本人によれば、7月29日のナショナルズでの最後の登板前にもMRI検査を受けていたという。カブスもトレード前にこれを把握しており、そのときは問題がなかったとのことだ。
ソロカは、直球の平均球速が6月の94.4マイル(約152キロ)から7月には92.1マイル(約148キロ)へと低下しており、その原因を探るため、ナショナルズと相談して念のためにMRI検査を受けたと説明した。
「登板中に違和感を覚えることはあるけど、たいていはもう一球投げれば消える。今回は違ったから、あの回が終わったところで申し出た」と痛みが出た二回を振り返った。
ソロカの加入によりブルペンへ回っていたベン・ブラウンは、急きょロングリリーフを任されることに。4回5三振2安打1失点と素晴らしい投球で試合をつないだが、野手陣がこれに応えられなかった。
とりわけ七回には、同点打となる内野安打でダンズビー・スワンソンが一塁ベースを踏み損ねるという痛恨のプレー。三回に逆転の2ランを放っていただけに自身の活躍に水を差してしまう悔しいミスとなった。守備の乱れや鈴木誠也(無安打1四球)を含む上位打線4名(ニコ・ホーナー、カイル・タッカー、鈴木、カーソン・ケリー)の無安打も響いた。
「ベン・ブラウンは素晴らしかったし、ブルペンもよく投げた。打てなかった、それだけだ」とカウンセル監督は語った。
カブスにとっては、様々な意味でフラストレーションの残る一戦となってしまった。
「新天地で順調なスタートを切りたかったけど、二回で降板することになってしまった。不安はあるが、早期に回復できる程度のものだと信じている。できるだけ早く、戦列に戻れることを願っている」とソロカは語った。
