菅野が6回1失点で今季初勝利、モニアックが2本塁打

April 5th, 2026

昨季ロッキーズに加入して以来、ロッキーズのミッキー・モニアックにとってクアーズフィールドは相性の良い場所となっている。5日(日本時間6日)、フィリーズに4-1で勝利した試合でも2本塁打を放った。

しかし、この場所は時としてキバをむく。

五回2死、ロッキーズはフィリーズを2点リードしていた。一回にモニアックが放ったソロも、そのリードに貢献していた。しかし、トレイ・ターナーの飛球が太陽の光と重なり、モニアックはこれを見失った。結果は二塁打となり、走者二、三塁となった。本拠地での開幕3連戦で飛球を見失ったのはこれが2度目だった。

カイル・シュワーバーが菅野智之(36)の投球を中堅深くへ運んだが、ジェイク・マッカーシーがフェンス際で捕球した。6回を投げてフィリーズを1失点(アドリス・ガルシアの本塁打)に封じた菅野は、笑みを浮かべながらマウンドを降りた。今季2度目の先発で78球を投げ、白星を挙げた。

モニアックの反応はより強烈だった。

「シュワーバーが次の球を完璧に捉えた瞬間、一瞬心臓が止まる思いだった」と語った。

五回、モニアックはタイワン・ウォーカーからこの日2本目の本塁打を放ち、ロッキーズを活気づけた。打球はブルペン上方の観客席前面に直撃した。

1試合2本塁打を記録するのは、パドレス戦で2本の本塁打を放った昨年9月14日(日本時間15日)以来となる。

この時期のデーゲーム2試合は、強烈な太陽光が問題となった。フィリーズが10-1で勝利した3日(日本時間4日)の初戦でも、一回に7点を奪われた際、モニアックはJ.T.リアルミュートの飛球を見失い二塁打を許した。

「午後2時15分から2時45分あたりは、あそこ(外野)ではかなり厳しくなる」とモニアックは語った。「時期が早いせいかは分からないが、太陽が高く、ちょうど顔の正面に太陽がくる。去年はあんな感じだった記憶はないとみんなに話していたが、対応して改善していかなければならない」と“難敵”について話した。

今回の活躍は、打率.303、出塁率.348、長打率.598を記録した2025年を想起させる。昨年、モニアックは200打席以上のナ・リーグ打者で、本拠地での長打率は3位、本拠地OPS(.946)は5位だった。モニアックは右人差し指のケガにより、マーリンズとブルージェイズとの開幕遠征を欠場していた。

2026年を始めるにあたり、クアーズフィールドは絶好の場所であるようだ。

「モニアックは昨季の勢いを維持している。広角に打てるアプローチができている。今日は甘い球を数球、スタンドまで運んだ」とロッキーズのウォーレン・シェーファー監督は語った。

クアーズフィールドでの成績は素晴らしいが、モニアックは昨季の加入当初、最高のスタートを切れたわけではなかった。オープン戦終盤にエンゼルスを自由契約となり、開幕直前にロッキーズと契約した経緯がある。

「昨季を振り返ると、最初の2カ月は最高とは言えなかった」とこのオフに1年400万ドル(約6億3800万円)の契約で年俸調停を回避したモニアックは語った。「6月以降、何かをつかんだ感覚がある。高地と海沿いでのプレーには当然違いがあり、ボールの動きも異なる。しかし、6月以降のスイングで、打席での安心感や、相手にダメージを与えられる手応えをつかんだ」と自信をつけている。

5日(日本時間6日)は、カリフォルニア州のラ・コスタ・キャニオン高校からフィリーズに全体1位指名されてから10年という節目の日でもあった。

「最近そのことを妻と話していたが、時間はあっという間だ」とモニアックは語った。キャリア初期の不安定な時期に自信を植え付けてくれたフィリーズの打撃コーチ、ケビン・ロングへの感謝を口にした。「フィラデルフィアで過ごした7年間を振り返ると、それほど長い間いたという事実と、その7年間もその後の3、4年も一瞬で過ぎ去ったと感じる。本当に驚きだ」と成長の過去を振り返った。

ロッキーズは、今の苦しい状況を打破したいと考えている。直近の3試合で45三振を喫しており、5日(日本時間6日)は今季9試合目にして、3勝6敗のチームが3得点を超えたわずか2度目の試合となった。

この日は、複数の選手が古巣フィリーズに手痛い一撃を見舞った。モニアックの1本目の本塁打から2人後、T.J.ラムフィールドが右翼の場外スコアボードを超える2点本塁打を放った。ラムフィールドは2021年のフィリーズ12巡目指名選手で、翌年にヤンキースへトレードされ、今季開幕前にロッキーズに加入した。