パドレスは、ベテラン内野手/DHのミゲル・アンドゥハーと1年400万ドル(約6億2500万円)で契約合意に達したと、MLB.comのマーク・フェインサンド記者が伝えた。3月に31歳を迎えるアンドゥハーは、出来高により最大200万ドル(約3億1200万円)を追加で得る可能性がある。
なお、球団からの正式発表は現時点では行われていない。
2018年にヤンキースで見せた新人時代の輝きを、もう一度取り戻せるのではないか。2025年シーズンはそんな期待を抱かせるような1年となった。右腹斜筋の張りで1カ月以上を欠場し、出場は94試合にとどまったものの、アスレチックスとレッズで打率.318、出塁率.352、長打率.470という好成績を残している。
2025年は主に三塁、左翼、DHの3ポジションで起用され、アンドゥハーは守備位置の柔軟性と右の強打を併せ持つ選手として、スタメンでもベンチでも計算できる選手であることを示した。本塁打は10本と、2018年に記録したキャリアハイの27本には及ばなかったものの、17二塁打、44打点を挙げるなど、一定の長打力は健在だった。
2018年にはMLBパイプラインのトップ100有望株にも名を連ね、新人王投票では大谷翔平に次ぐ2位に入ったアンドゥハーだが、翌年は右肩の張りと関節唇損傷により12試合の出場にとどまった。その後3シーズンもヤンキースでは合計93試合の出場にとどまり、2022年終盤にパイレーツへウェーバー移籍している。
さらに1年後の2023年、パイレーツで30試合ながら打率.250、出塁率.300、長打率.476と堅実な成績を残したにもかかわらず、再びウェーバーでアスレチックスへ移籍。2024年はアスレチックスで75試合に出場しOPS.697を記録した。2025年前半に数字を伸ばしたことで、球団はトレード期限でレッズへ放出。レッズでは110打席で打率.359、出塁率.400、長打率.544、4本塁打と非常に高いパフォーマンスを発揮した。
マイナーでは三塁手として育ったアンドゥハーは、強肩の持ち主でもある。2025年の平均送球の速度は92.5マイル(約148キロ)で、MLB全体の上位6%に入った。ただし、三塁、左翼ともに守備範囲は限られており、三塁でOAA(平均的な野手と比べてどれだけアウトを奪ったかを示す指標)-4、左翼でOAA -3と数字はあまり良くない。
レッズでは、ほぼDH専任で起用されており、守備面の制約と打撃での成功を踏まえると、31歳を迎える今季もDHが最も適した起用法になる可能性が高そうだ。
